平成２７年１１月１２日、本学大学院医歯薬保健学研究院の弓削類教授（基礎生命科学部門　保健学分野　生体環境適応科学）が国際宇宙ステーションの米国帰属部分となる研究施設の運用管理を行う米国のNPO法人であるCASIS（Center for the Advancement of Science in Space）から「物理・ライフサイエンス研究CASIS賞」を受賞しました。



CASISは、米国のステーション利用による広範な科学、技術、そして産業に向けた分野を超えた広範な基礎的研究や応用研究の要求を元に、多様な研究開発を管理運用する団体であり、科学的意義や経済的価値を評価し可能性のある研究開発に対し、年間数件の表彰と資金提供を行っています。



今回、弓削教授らがこれまで研究を積み重ねてきた微小重力環境を利用した再生医療研究「国際宇宙ステーションを使った脊髄損傷の再生医療に関する宇宙実験」 がこのたび正式にNASA/CASISの米国宇宙ステーションでの軌道実験が行われることが評価されたため、受賞となりました。



平成２７年は、研究代表者（PI）である弓削教授と米国側共同研究者（CO）のハーバード大学医学部脳神経科学のDr. Yang (Ted) Teng教授らのチームを含め、世界で３つのグループが受賞し、受賞式は、米国ワシントンD.C.で行われました。

受賞式での弓削教授（写真左）、Michael Roberts博士（NASA Chief Scientist）（同右）

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広島大学大学院医歯薬保健学研究院　基礎生命科学部門

保健学分野　生体環境適応科学研究室　教授　弓削 類

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