• ホームHome
  • 医学部
  • 【研究成果】半月板再生治療で変形性膝関節症の根治目指す~AMED産学連携プログラムに採択~

【研究成果】半月板再生治療で変形性膝関節症の根治目指す~AMED産学連携プログラムに採択~

概要

これまで膝関節の再生治療は軟骨に関しては多く実施されてきましたが、半月板は縫合術か切除術に限られてきました。このため高齢者では変形性膝関節症に移行するケースも多くみられました。変形性膝関節症は有症者が1,000万人といわれ、健康寿命の阻害要因ともなっています。
広島大学大学院医系科学研究科(整形外科)安達伸生教授らが三洋化成工業株式会社と、新たな半月板の再生医療の実用化を目指します。同社の機能性タンパク質「シルクエラスチン」をゲル状にして半月板断裂部に留置したり、スポンジ状にし半月板組織と合わせて縫合移植する治療法の開発・治験を進めます。今後の高齢化社会を考えると臨床ニーズが高いとされ、AMEDの「産学連携医療イノベーション創出プログラム基本スキーム」に採択されました。

【お問い合わせ先】

広島大学病院 広報・調査担当役 古市
TEL: 082-257-5418
E-mail: byo-toku-chousa*hiroshima-u.ac.jp
(注:*は半角@に置き換えてください)


up