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トルコ大地震 久保達彦教授らJICA医療チームが被災地へ

 2023年2月6日にトルコ南部で発生したM7.8の大地震災害で政府は2月10日、トルコ政府の要請を受けて国際緊急援助隊・医療チームの派遣を決定しました。

 同医療チームは医師、看護師、薬剤師、医療調整員などで構成し、JICAが派遣します。広島大学大学院医系科学研究科の久保達彦教授(公衆衛生学)をリーダーとする第一陣5人は10日、羽田空港をトルコ・イスタンブール空港に向けて出発。現地で地震の被災者に対する医療活動等を実施する予定です。

 久保教授は国際緊急援助・災害医療が専門で、これまでフィリピンやモザンビークでの国際緊急援助活動やモルドバでのウクライナ避難民支援調査に参加しています。

 【久保教授の話】トルコ大地震では死者1万6000人、負傷者も6万4000人を超え、夜間気温が氷点下になる大変厳しい状況です。今回、トルコ政府およびWHOからの要請を受けて派遣される日本の国際緊急援助隊医療チームに期待されているのは、直接の被災者救援のみならず、日本が東日本大震災を契機として開発しその後の災害対応のなかで磨き上げてきたデータに基づく医療支援調整の技術です。要請に応え、被災者、被災国政府を支えてまいります。

 

【お問い合わせ先】
 広島大学 広報室
 メール:koho*office.hiroshima-u.ac.jp (*は半角@に置き換えてください)


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