平成24年度 プロジェクト研究報告書

専攻長挨拶

マネジメント専攻長 村松 潤一

平成23年4月に設置したマネジメント研究センターの目的は、新たな実践教育・課題解決の場を創造することで、マネジメント専攻における理論と実践の融合型マネジメント教育をさらに高度化させることにある。

本センターでは、この目的を達成するために、本年度も、本専攻の修了生や中・四国地域から提案された実践的課題に対して、提案者、協力者、そして、専攻、センターの教員、院生がテーマごとにプロジェクトチームを組んで課題の解決を図ってきた。

初年度においては、修了性や地域社会から寄せられた課題提案をもとに11のプロジェクトが組織化され、平成23年11月12日(土)に中間報告会、また、平成24年3月24日(土)に最終報告会を行った。その内容は、平成23年度プロジェクト研究中間報告書及び、平成23年度プロジェクト研究報告書に明らかにされている。

さて、本年度は、課題の募集範囲を広げ、中・四国地域から提案課題を積極的に受け入れた結果、15のプロジェクトが生まれ、平成24年11月10日(土)に中間報告会、平成24年3月23日(土)に最終報告会を行った。

なお、こうした活動と並行して、マネジメント専攻及びマネジメント研究センターでは、活動の成果を幅広く地域社会に還元するため、シンポジウムやマネジメント研修等を通じて、理論と実践の融合型マネジメント教育システムの高度化を図っている。

次年度はアジア圏への視野を広げることで、グローバル化する現代の実践的課題に、よりアクチュアルに応える予定となっており、多くの課題が提案されることを期待している。

大学と地域社会との間に新しい関係を構築し、理論と実践が融合する場を創出することがマネジメント研究センターの活動目的である。本センターが、今後とも大学と地域社会をつなぐ窓口となり、修了生や地域社会の方々にとって、再び学ぶ場でありかつ、実践的な課題解決の場であり続けることを強く願っている

平成24年度プロジェクト研究報告書

プロジェクトメンバー、最終報告書、最終報告会報告用スライドは、研究代表者が掲載を承諾したものに限り、公開しています。

代表者 修了生等 院生 指導教員 研究プロジェクト主題
佐藤 幹 大田 祐介
平野 誠治
 なし  星野 一郎教授 地方自治体におけるマネジメント・コントロールに関する
実証研究
中川 洋子 島川 久美子 吉田 順子  椿 康和教授 大学におけるキャリア教育・支援の再構築に関する研究-キャリアサービスのデリバリー論からの検討-
原田 佳子 本岡 俊郎
小林 富雄
才谷 利史  椿 康和教授 韓国におけるフードバンク活動運営主体者と支援者との関係性の研究
藤本 利明 新田 茂樹
澤田 昌文
木曽  則
世良 和美 藤岡 由郎特任教授
佐伯 健司特任准教授
中四国の地方都市商店街再開発の成功要因に関する研究


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