堀貫治教授の最終講義を行いました



平成27年3月6日(金)15時から約1時間半、生物生産学部C206講義室において、

堀貫治先生の最終講義「少年老いがたく、学成りがたし」が行われました。
先生のご研究は主として海藻に含まれる天然物質に関するもので、特に糖結合性タンパク質である

レクチンについて、世界に先駆けてその探索と性状解明および体系化を果たし、その成果は、

我が国の水産化学分野の研究を世界レベルに押し上げる契機となりました。



最終講義では、ここに至るまでの研究の詳細を多くの共同研究者との出会いやサンプリングの

様子などの思い出とともにわかりやすく解説していただき、さらに、藻類レクチンのユニークな

糖結合性からその機能性物質としての可能性についても紹介していただきました。
 (講義を行う堀教授)
                 
堀先生は、生物生産学部の前身である水畜産学部(福山市)に赴任して以来、37年4ヶ月の長きにわたり、

教育とともに基礎から実学に至るまで幅広い研究を通して、多数の有為な人材の育成にも貢献されました。

これまでの教育・研究へのご尽力とご指導に感謝いたします。ありがとうございました。

 (会場の様子)
 (研究室の学生さんから花束の贈呈)


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