生物圏科学研究科学生の木村祐貴さんが雑誌「ぎょぶる」で記事を担当しました



平成28年2月発行の雑誌「ぎょぶる」に木村祐貴さん(生物資源科学専攻/博士課程後期・水圏

資源生物学研究室)が記事を担当しました。



「ぎょぶる」は北九州を中心に活動する生物愛好家らの団体、「北九州・魚部」が発行している

雑誌です。魚部は福岡県立北九州高校の部活動「魚部」の卒業生らを中心に発足し、全国各

地の研究者、生物愛好家などで構成されています。

昨年5月に爆発的噴火によって全島避難に見舞われた鹿児島県の口永良部島で民宿を経営

する貴舩恭子さんに「ぎょぶる」でのエッセイ連載を依頼していた縁もあり、魚部代表の井上

大輔氏が口永良部島の素晴らしさを伝えることで噴火災害からの復興支援になればと「ぎょ

ぶる」での口永良部島特集号を発案されました。

木村さんらが所属する水圏資源生物学研究室は45年に渡って口永良部島で魚類生態研究を

行っています。その縁で貴舩さんから木村さんに雑誌への寄稿を持ちかけして実現しました。

木村さんは口永良部島と同研究室との関わり、口永良部島の海の魅力、同研究室が口永良

部島で行ってきた研究トピックについてエピソードを交えながら紹介し、さらに口永良部島で撮

影した魚類の写真を図鑑形式で掲載しています。

口永良部島は昨年12月末に一部地域を除き避難指示が解除され、現在は全島民の半数ほど

が島での生活を再開しています。木村さんは「口永良部島は海だけでなく自然の魅力が詰まっ

た島。その魅力を少しでも伝えられるきっかけになれば」と話しています。

「ぎょぶる」は一部書店やインターネット上で購入可能。詳しくは「北九州・魚部」のFacebook

ページhttps://www.facebook.com/kitakyushu.gyobu.1044186まで。また、同団体主催で口永良

部島写真展が北九州市水環境館にて3月13日まで開催中。3月下旬からは福岡市中央区

ジュンク堂書店でも開催予定。


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