医学部国際交流協定校派遣プログラム

派遣年度 氏名 派遣先
2024年度 佐藤 友飛さん カルメット病院(カンボジア)
2023年度 相京 辰樹さん アイルランガ大学(インドネシア)
2020年度 奈良井 清夏さん ルール大学(ドイツ)
2019年度 熊野 真理さん 台北医科大学(台湾)
2018年度 荒牧 修平さん ルール大学(ドイツ)
2017年度 廣瀬 佳和さん ルール大学(ドイツ)

2024年度

佐藤 友飛さん(医学科 6年生)

臨床実習Ⅱでは海外の病院での実習を選択することができます。私はカンボジアのカルメット病院にて感染症科、心臓血管外科で合計4週間実習を行いました。感染症科ではデング熱や結核など日本では珍しい症例の診断、治療を実際の患者から学び、また心臓血管外科では第二助手として手術に参加するなど実践的な経験を積むことができました。海外で実習に参加することは様々な困難の連続でもありました。英語でディスカッションを行い、積極的な姿勢をみせ、少しすつ自分の輪を広げていく、その1つ1つはかけがえのない経験となりました。実習後には現地の学生とともにカンポジアの伝統的な料理を食べに行くなど大変有意義な時間でした。
1か月間、普段とは全く異なる環境に身を置き、様々な人に出会い、とても良い刺激を受けることができました。留学してみると日本では得られない経験があると思います。ぜひこの機会に留学することをお勧めします。

2023年度

相京 辰樹さん(医学科 6年生)

医学科の臨床実習では、海外の大学での実習を選択することができます。私は感染症診療に関心があったため、インドネシアにあるアイルランガ大学への派遣を希望し、内科と小児科であわせて4週問の実習を行いました。診察やカンファレンスに参加・同席し、症例について議論し、症例を発表する機会もいただきました。日本とは異なる医療環境や医学教育、ひいては生活文化に触れたことは、ただ見識を広げるばかりではなく、日本の環境を相対化して捉える契機にもなりました。また、海外の学生との交流では、私自身が日本の事情について説明する必要もありますから、かえって日本の医療生活に関する理解が深まるとともに、相手にわかりやすい説明をする訓練にもなりました。
実は、私にとってはこの実習が生まれて初めての海外渡航でした。しかし、手厚いご支援のおかげで、渡航や生活に苦労することはほとんどなく、実習に集中することができました。広島大学は世界に羽ばたく学生のチャレンジを全力でサポートしてくれます。

2020年度

奈良井 清夏さん(医学科 6年生)

医学科では5年生の長期休暇を利用したドイツ、マレーシア、台湾などの大学との交換留学制度があります。私は夏休みに4週間ドイツのルール大学ボーフムにて小児科の臨床実習を行いました。ルール大学ボーフムでは小児科部門が3つに分かれており私は特に感染症科を見ることができました。同じ学年の実習生と英語でこの感染症に効く薬は何かと話しあったり、小児科病棟にいる子供たちと遊んだりしながら有意義な実習を行うことができました。もちろん先生方から子供の感染症の見方について、その都度教えていただきとても勉強になりました。実習後には実習生や他の国の留学生とともにドイツ観光をしたり、ドイツの伝統的なご飯を食べさせてもらったりして1か月間グローバルな環境で、とても良い刺激を受け、自分の視野を広げることができたと思います。留学してみると日本では得られない経験を得られるので、興味がある方はぜひ参加してみてください。

2019年度

熊野 真理さん(医学科 6年生)

医学科では5年生の長期休暇を利用したドイツ、マレーシア、台湾などの大学との交換留学制度があります。私は春休みに1か月間台湾の台北医学大学で救急科、循環器内科、東洋医学科の臨床実習を行いました。台湾で実習を受けることで、医学を学ぶとともに、日本と台湾の医療文化の違いも知ることができました。東洋医学科では日本ではあまり普及していない漢方医学や鍼治療を行っており、婦人科疾患や脳卒中後の治療に多く用いられていました。また、循環器内科では現地の医学生とともに実習を受け、両国の医学教育について話したりもしました。実習後には同級生や他の国から来た学生たちと台北観光やごはんに行って楽しみました。1か月間グローバルな環境で、とても良い刺激を受け、自分の視野を広げることができたと思います。留学してみると日本では得られない経験を得られるので、興味がある方はぜひ参加してみてください。

2018年度

荒牧 修平さん(医学科 6年生)

医学科では5年生の長期休暇(夏休み、春休み)を利用したドイツ、オーストリア、台湾の大学との交換留学制度があります。私は春休みにドイツのルール大学ボーフムにて心臓血管外科の実習を1ヶ月間行いました。ドイツの医療現場で実習をすることで、日本の医療との相違点や類似点に触れる機会を得ることができ、非常に貴重な体験となりました。オフポンプ下での冠動脈バイパス術など、様々な手術を見学する機会がありました。病棟実習では、ドイツの学生と一緒に採血をしたり、両国の医学教育について話したりしました。また、様々な国から優秀な人材が集まっており、グローバルな環境に身を置くことができました。実際に自分が体験しないと得られないことがたくさんあると思います。ぜひこの機会に留学することをお勧めします。

2017年度

廣瀬 佳和さん(医学科 6年生)

医学科では5年生の長期休暇(夏休み、春休み)を利用したドイツ、オーストリア、台湾の大学との交換留学制度があります。私は春休みにドイツのルール大学ボーフムにて小児科の実習を1ヶ月間行いました。病院の雰囲気や日々の診療について日本との様々な違いに気づくことはとても興味深いものでした。実際に診療に関わりながら、小児科の知識や診察や検査などについての実践的な経験を積むことのできた充実した時間でした。また、一緒に実習をしていた学生と交流を深め、彼らの大学生活やドイツの文化、人々の考え方について知ることもできました。このような海外に出るチャンスは自分の視野を広げるきっかけとなるので積極的に活用してみてください!


up