広島大学図書館では、図書館の利用にお困りの方に様々なサービスを提供しております。その他ご希望されることや不明な点などありましたらお気軽に各図書館のカウンターまでお尋ねください。
対象となる利用者
以下のような理由で図書館の利用が困難な方を対象としています:
- 視覚・聴覚・肢体等に障害のある方
- 発達障害や学習障害等のある方
- 一時的な怪我や病気、体調不良の方
- 妊娠中の方
- 高齢の方
来館・館内施設
中央図書館
- 最寄りのバス停は広大中央口です。
- 中央図書館東側の本部棟駐車場に身障者用駐車スペースがあります。
- 入口前にスロープがあります。
- 入口は自動ドアです。
- 1階から3階まではエレベーターが使えます。地下2階の書庫はエレベーターは使えません。
- 1階のライティングセンター近くに多目的トイレがあります。
西図書館
- 最寄りのバス停は広大西口です。
- 西図書館西側(図書館職員通用口前)の駐車場に身障者用駐車スペースがあります。
- 西図書館の入口は2階になり、総合科学部側から行く場合は長い階段があります。西図書館西側(広大西口バス停側)からは西図書館の北側(左側)からそのまま入口に行くことができます。
- 入口は自動ドアです。
- 館内に利用者用のエレベーターはありません。
- 2階の入口を入って右側に多目的トイレがあります。
東図書館
- 最寄りのバス停は大学会館前です。
- 東図書館の入口は2階になり、工学部側から行く場合はそのまま2階入口に行くことができます。1階にはエレベーターが使える入口が建物西側にあります。
- 1階入口前にはスロープがあります。
- 1階および2階の入口は自動ドアです。
- 1階から3階すべてエレベーターが使えます。
- 2階に多目的トイレがあります。
霞図書館
- 最寄りのバス停は大学病院前です。
- 霞図書館前の立体駐車場に身障者用スペースがあります。
- 入口前にスロープがあります。
- 入口は自動ドアです。
- 1階・2階ともにエレベーターが使えます。
- 1階に多目的トイレがあります。
東千田図書館
- 最寄りのバス停・電停は日赤病院前です。
- 東図書館があるS棟の入口横に身障者用の駐車スペースがあります。
- S棟入口前にスロープがあります。
- S棟入口、東千田図書館入口は自動ドアです。
- 東千田図書館は1階のみです。
- 館内に多目的トイレがあります。
館内資料の取り出しサポート
階段が利用できない場合や高い本棚にある資料、重い資料など利用者が自分で取り出すのが難しい資料について、図書館スタッフが取り出しをサポートします。
各図書館のカウンターに利用を希望する資料をお知らせください。
電子ブック・電子ジャーナルの利用
電子ブックや電子ジャーナルは、以下のようなメリットがあります。
- 図書館に来館できない状況でも、インターネット環境があればどこからでも利用できる。
- 多くの電子ブックは、フォントサイズ・背景色・行間などを自分の見やすいようにカスタマイズできる。
- 視覚障害のある方や読み書きに困難のある方は、スクリーンリーダーやTTSソフトを使って内容を音声で聞くことができる。
- 重い本を持ち運んだりページをめくったりする必要がなく、身体的な負担が軽減される。
広島大学図書館では、多くの電子ブック・電子ジャーナルを利用することができます。学内であればHU-CUPなどの学内ネットワークから、学外であれば統合認証やVPN経由で利用することができます。
詳細は以下リンクをご確認ください。
UD-Book図書(文字・画像付き音声書籍)の利用
UD-Book図書はオリジナルの本と同様のレイアウトで、テキストの音声読み上げやハイライトの機能が利用できるアクセシブルな本です。UD-Book教科書を利用している児童や生徒はUD-Book図書を利用することができます。
利用方法等の詳細は下記リンクを参照してください。
※ 広島大学の学生・教職員、一般の方の利用は現在検討中です。
拡大読書器の利用
中央図書館、西図書館には視覚に障害のある方などに向けて、文字を拡大表示する読書器があります。画面上で活字を大きく表示することで、小さな文字で書かれた文章も利用しやすくなります。
利用を希望される方は中央図書館、西図書館のカウンターまでお越しください。
外部の関連サービス
広島大学のアクセシビリティ支援の全学拠点として以下の事業を実施しています。
- 修学上の合理的配慮に関する手続き・助言・提案及びリソースの提供
- アクセシビリティ・リーダーの育成
- アクセシビリティに関する助言・提案
- アクセシビリティに関する連携事業
全国のサピエ会員施設・団体が製作または所蔵する資料の目録ならびに点字 ・音声図書出版目録からなる、 点字図書や録音図書などの全国最大のデータベースです。
資料の利用には個人会員の登録が必要です。
国立国会図書館が収集・製作した視覚障害者等用データをインターネット経由で送信するサービスです。視覚障害者等個人の方がご自宅等から直接利用することができます。
大学等の図書館・図書室・障害学生支援室において、視覚障害者等(プリントディスアビリティ)の利用のために電子化された資料のメタデータを検索することができます。広島大学で作成したUD-Book図書もこのシステムで検索できます。