横山 幹太(2024年12月時点 3年生)

広島大学校友会学生チームでの活動

私からは、所属している学生団体の話をします。
 

私は、「広島大学校友会学生チーム」(以下学生チーム)という団体に所属しています。具体的な紹介に入る前に、校友会とは何かというところから説明しますね。広島大学校友会は、広島大学の在学生・卒業生・教職員を包括する組織として、校友会員在学生の支援や幅広いステークホルダー間のネットワーク形成を目的に、2007年に設立された団体です。私たち学生チームは、その校友会の行う事業を在学生の立場からお手伝いするという役割を担っており、毎年20名前後のメンバーで活動しています。
では、この学生チームがどんなことをしているのかについて、詳しく紹介します。学生チームの活動は主に2つです。
 

1つ目は、ホームカミングデーの開催です。ホームカミングデーとは、卒業生や地域の方々に、「広島大学のいま」を知っていただく機会として開催している大学行事のことで、毎年11月に大学祭と同日開催しています。年々進化していく広島大学を、校友会員のみならず、在学生の保護者や地域の方にもご覧いただき、広島大学の「ファン」を増やしていくための重要なイベントと位置付けられており、オープンキャンパスと並んで多くの方に来場いただいております。学生チームの主な仕事としては、学生チームブースの企画・運営(例年はお好み焼きの模擬店と卒業生交流ブースの2か所)と、当日ボランティアスタッフの統率、ステージ・ブースに出演いただく課外活動団体との交渉などが挙げられます。
 

2つ目は、毎年5月3日~5日に広島市内で開催される、ひろしまフラワーフェスティバルへのブース出展です。広島県内外を含めた多くの皆さまに広島大学の存在をより身近に感じていただくため、学生チームもこのイベントに毎年ブース出展しており、例年大きな賑わいを見せています。学生チームの主なお仕事はホームカミングデーと同様の交渉・調整のほか子どもを対象とした企画である、お絵描きうちわを実施しています。 
また、この2つの活動のほかにも、校友会が刊行している会報誌「校友会だより」の取材に行ったり、ラジオ番組に出演したりと、幅広く活動しています。


さて、ここからは活動を通じて私が感じた魅力、やりがい、身に付く能力を紹介します。まず、魅力についてですが、学生だけでは絶対にできない経験ができます。例えば政財界で活躍する著名な卒業生の取材という形でお話ができたり、ラジオ番組に出演させていただいたりという経験をさせていただきました。また、学長と対面でお話をさせていただく機会も何度もあり、我ながらとんでもない活動をしているなと実感しています。次にやりがいについてですが、様々な作業を通じてブース出展をし、楽しんでいるお客さんの顔を見たときや、ステージに出演してもらった団体の方に出演してよかったと言っていただけたときの喜びは格別です。最後に、身に付く能力についてです。私がこの団体の経験で培った一番の能力は、責任感です。校友会の活動をお手伝いするということで、雑に仕事をすることはできませんし、自分の業務が職員さんや協力してくださる会社の方に影響を与えると考えると、身が引き締まる思いです。
 

さて、ここまで学生チームの紹介をしてきましたが、広島大学には様々な活動をしている魅力的な団体がたくさんあります。これを見ている皆さんが、ご縁があって広島大学に入学された暁には、皆さんご自身がやりたいこと、学びたいことを実現できるような団体に入ったり、個人で活動をしたりしていただければと思います。その選択肢のひとつに、広島大学校友会学生チームがあれば非常に嬉しいです。


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