文部科学省:地域医療等社会的ニーズに対応した質の高い医療人養成推進プログラム(医療人GP)(2006~2008年度)

実践的ヒューマン・コミュニケーション教育
~薬剤師の基盤となる倫理観・使命感・対話力の醸成~

【概要】
薬学6年制教育の中で重要な点は、医薬品というモノを取り扱う技能のみではなく、患者というヒトを対象とした医療人を養成することである。本取組は薬学教育の初期段階において、倫理観、使命感を身につけさせた上で、患者や他職種の医療スタッフとのコミュニケーションが十分行える薬剤師を養成する目的で、ステップ1として、倫理等を幅広く学習しコミュニケーションの基本的技能を習得する知識教育プログラム(教養教育)、ステップ2として、患者のつらさを実感し他職種間でのコミュニケーション能力を習得するプログラム(患者のQOL実感実習)、完成に向けたステップ3として倫理観・使命感を基盤として患者とのコミュニケーションの中から解決策を考えるプログラム(患者指向型合宿勉強会)の三つを柱とした取組を行う。これらの取組を通して真の意味で患者の痛みと弱い立場を理解し、患者とのコミュニケーションが十分できる薬剤師の養成を目指す。

問い合わせ先

広島大学霞地区運営支援部総務グループ(総務主担当)
電話 082-257-5048 FAX 082-257-5615
E-mail kasumi-soumu(AT)office.hiroshima-u.ac.jp 
※(AT)は半角@に置き換えてください。


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