平成29年12月20日、第6回インターナショナルセミナーを薬学部多目的室で開催しました。
講師として、オハイオ州立大学薬学部のLiva Harinantenaina博士をお招きし、「Mining Plants and Liverworts’ Microbial Endophytes for Bioactive Natural Products」という演題のもと、マダガスカル産植物や地衣類に含有される生物活性物質に関する研究成果や、植物内生菌(エンドファイト)の2次代謝物など天然物化学に関する幅広い話題を提供いただきました。Liva Harinantenaina博士は生薬学研究室(山﨑和男名誉教授)で博士号を取得、後に当研究室の助教(大塚英昭名誉教授)を務めた後、バージニア工科大学を経て現在Assistant professorとしてオハイオ州立大学で独立した研究室を主宰しています。今回の公演では、アメリカで研究室を構える難しさや天然物化学の動向を知る貴重な機会となりました。当日は教員、学生を含めて約30名の参加があり、講演後のディスカッションでは英語で教員や学生からの質問にも丁寧にご回答いただき、有意義なセミナーとなりました。
【写真説明】 講演の様子
【写真説明】 Liva博士(前列左から4番目)と生薬学教室のメンバー
【お問い合わせ先】
広島大学大学院 医歯薬保健学研究科
生薬学 教授 松浪勝義
E-mail: matunami(AT)hiroshima-u.ac.jp
*(AT)は半角@に置き換えてください。