平成３０年７月１７日、第７回インターナショナルセミナーを薬学部多目的室で開催しました。

講師として、サウジアラビアのKing Saud大学薬学部のRaha博士をお招きし、「Bioactive Constituents from Extremophilic Fungi - New Leads to Battle Multiresistant Microbes and Cancer Cells -」という演題で、極限環境由来の微生物２次代謝産物とその生物活性についての研究発表をしていただきました。好熱性糸状菌や高塩濃度環境に至適増殖域を持つ微生物から構造化学的、また、生物活性の点からも非常に興味深い化合物を単離されるなど、画期的な研究成果に触れ、参加者にとって良い刺激になりました。流暢な英語とバランスの取れたスライド構成などプレゼンテーションの面でも参考になったのではないかと思います。当日は教員、学生を含めて約３０名の参加があり、講演後のディスカッションでは英語で教員や学生からの質問にも丁寧にご回答いただき、有意義なセミナーとなりました。

【写真説明】 セミナー聴講の様子

【写真説明】 Raha博士（前列左から４番目）と生薬学教室のメンバー

【お問い合わせ先】
広島大学大学院 医歯薬保健学研究科
生薬学 教授 松浪勝義
E-mail: matunami(AT)hiroshima-u.ac.jp
*(AT)は半角@に置き換えてください。