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広島大学総合科学部4年の片山春菜さんは、12月26日、越智学長を訪問し、日本学生支援機構 優秀学生顕彰の大賞を受賞したことを報告しました。本学の学生が大賞を受賞するのは10年ぶりです。
越智学長からは「これからも引き続き研究を進めていってもらいたい」とエールを送られました。
片山さんは「今回の受賞は、自分一人だけの力ではなく、色んな方の支えがあって取れた賞だと思う。今後はこの賞に恥じないよう、より一層頑張っていきたい。」と話しました。
なお、日本学生支援機構 優秀学生顕彰は、経済的理由により修学に困難がありつつも、優れた業績を挙げた学生・生徒に対して、これを奨励・支援するもので、今回大賞を受賞した「学術」部門では、国際的又は全国的規模の学会等での発表・学術誌への掲載等において、優れた功績が認められる者が対象となります。本学からは、片山さんが大賞を受賞したほか、同部門で歯学部の趙継美さんが奨励賞を受賞しました。
左から、越智学長、片山さん
業績要約
○片山 春菜(総合科学部学生)
人工知能を支える人工ニューラル・ネットワークの基本構成要素である人工ニューロンの理論的基盤を、二状態遷移理論を用いて確立した。さらに、その基礎理論を超伝導量子デバイスを用いた人工ニューロンへ応用した。
○趙 継美(歯学部学生)
歯周病が早産を引き起こす機序と関連因子の有用性について研究を行い、JADR学会にて発表し、Joseph Lister Awardの一位を受賞した。
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