第4回ランチタイムセミナーを開催しました。



 10/9(火)、理学研究科の木村俊一教授(数学専攻)による、第4回ランチタイムセミナー「連分数のふしぎ」を開催し、約30名の学生・教職員が参加しました。

 連分数とは、分母に更に分数が含まれているような分数のことを指し、今回のセミナーでは、この連分数を使って、いろいろな数字の正体を見破る方法の説明などがありました。

 例えば電卓で「(2桁)�(2桁)」という形の割り算を計算してその計算結果の数だけを見て、連分数によってもとの「(2桁)�(2桁)」という形を見破るという方法の説明がありました。木村先生は、実際に参加者が行った割り算の結果から、見事に元の数を見破りました。

 また、連分数を使えば現行のグレゴリオ暦よりも精密な暦を作ることもできるという説明もありました。

 参加者には電卓が配られ、自分たちで実際に電卓に数字を入れながら、木村先生の説明を聞いていました。

 

木村先生の興味ある説明で、セミナー後の質問も多く、予定の時間はあっという間に過ぎたセミナーとなりました。




セミナーの様子 木村先生 電卓を使って確認


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