ロシアの大学生と広島大学生との交流プログラムを実施しました。

理学研究科附属理学融合教育研究センターでは,平成29年7月31日から8月8日までの8日間,本学と協定を締結しているロシア連邦のオレンブルグ国立大学及びノヴォシビルスク国立大学から,7名の留学生を迎えて,理学融合教育研究センター授業科目「先端融合科学」を中心とするサマープログラムを実施しました。

このプログラムは,平成25年度から実施しており今年で5回目の開催です。今回はロシアからオレンブルグ国立大学から5名,ノヴォシビルスク国立大学から2名の留学生が特別聴講学生として参加し,一方本学理学部及び理学研究科の学生7人もプログラムに参加し,理学部(理学融合教育研究センター)が開講している英語による講義「先端融合科学」を共に受講しました。 留学生は,日本語の特別授業に参加して日本語の学習や,理学研究科各専攻の大学院生等との交流会にも参加し,お互いの研究内容や学生生活等について,双方の学生が英語でプレゼンテーションを行った後,全体で話し合いを持ち,交流を深めました。

さらに,8月6日の平和記念式典に参加し,慰霊碑に献花をした後に広島平和記念資料館を見学した後被爆者の方から体験を聞きました。

その他,広島大学のキャンパスツアーや,広島大学放射光科学研究センター,広島天文台,マツダミュージアム,マイクロンJapan社の見学を行いました。

今年度は,学生交流だけではなく,レンブルグ国立大学から地学のGeremishenko教授を迎え,地球惑星システム学専攻において講演会を開催しました。

理学研究科では,このようなサマースクールを今後とも継続して実施する予定で,ロシアをはじめ,諸外国の学生に対し,広島大学の興味をより深めてもらい,海外学生の本学大学院への留学の実現に向けて進めていきたいと思います。

理学部理学研究科学生との交流会

原爆慰霊祭

東広島天文台にて

閉講式


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