【日 時】平成30年11月29日(木) 17:00~20:00
【会 場】東広島キャンパス 理学部E104講義室
【話し手】木村 俊一 教授(広島大学 大学院理学研究科 数学専攻)
高橋 徹 准教授(広島大学 先端物質科学研究科 量子物質科学専攻)
本間 謙輔 助教(広島大学 理学研究科 物理科学専攻)
石坂 昌司 教授(広島大学 理学研究科 化学専攻)
【聞き手】参加者のみなさん & 木村俊一
【参加者】約30名(多くの方々のご参加、ありがとうございました)
【内 容】
PARTⅠのセミナーでは、数学界のノーベル賞と言われていますフィールズ賞のご紹介をはじめ、
物理学賞は、きわめて短い瞬間に強いレーザーを当てる「高強度・極短パルスレーザー」という新たな技術を
開発し、瞬間的な出力は大きくても照射する時間が短いため、周りに熱が伝わって傷つくことを防ぐことができ、
目のレーシックや白内障の手術のほか、スマートフォン用のガラスの加工などにも使われています。
またプラスチックの粒などきわめて小さい透明な物質が、光の屈折によって光が集まる場所に引き寄せられる
性質に着目し、100万分の1ミリという分子レベルの物体を正確に操作できる「光ピンセット」と呼ばれる
新しい技術を開発したお話をしました。