【日 時】平成30年12月7日(金) 17:00~19:00
【会 場】東広島キャンパス 理学部E002講義室
【話し手】坂本 尚昭 准教授(広島大学 理学研究科 数理分子生命理学専攻)
矢尾板 芳郎 教授(広島大学 両生類研究センター)
【聞き手】参加者のみなさん & 木村俊一
【参加者】約30名(多くの方々のご参加、ありがとうございました)
【内 容】
PARTⅡのセミナーでは、化学賞と生理学医学賞についてのお話でした。
化学賞は、自然界で通常起きる突然変異を起こしたタンパク質のなかから、
狙ったものを効率よく選び出す技術を確立し、この技術によって環境に
できるだけ負担をかけない洗剤や石油や石炭などの化石燃料にかわる
バイオ燃料を大量に作り出すことができるようになったということです。
生理学医学賞につきましては、免疫の働きを抑えるブレーキ役となる物質を発見し、
がんに対して免疫が働くようにする「PD-1」という新たな治療薬の開発などに貢献された
京都大学名誉教授・特別教授の本庶佑博士の功績を弟子である矢尾板先生がわかりやすく解説しました。