第22回サイエンスカフェ「科学と芸術のカエル三昧」を開催しました。

【日 時】 2013年6月15日(土) 14:00~16:00
【会 場】 中国新聞ホール
【話し手】 三浦 郁夫(広島大学大学院理学研究科附属両生類研究施設 准教授)
【聞き手】 寺本 紫織
【音 楽】 徳永 崇(広島大学大学院教育学研究科 准教授)と学生6人(教育学研究科)
【写 真】 檜垣 俊忠 氏
【参加者】 125人(多くの方々のご参加ありがとうございました)
【内 容】
 今回のサイエンスカフェは「視点を変える」をテーマに、「新種のカエル発見」「遺伝子が奏でる音楽」
「生きたカエルと写真の展示」の3部で構成され、多くの方にご参加いただきました。音楽とのコラボレー
ションという試みもあり、半数以上がはじめてサイエンスカフェに参加された方々でした。
 まず、三浦先生から新種のカエル「サドガエル」について、プロジェクターの映像を見ながらのお話。
三浦先生とカエルの出会いから、新種発見までについて、カエルの形、遺伝子の違いなどを交えながらの
分かり易い説明がありました。ツチガエルとサドガエルの実際の鳴き声も聞き、その違いを実感しました。
 休憩後、徳永先生と学生たちによる、遺伝子のDNA配列を基に作曲された音楽のピアノ、バイオリン、
サックス、トランペットによる生演奏がありました。「オオサンショウウオの指をつくる遺伝子」「ヒトの
指をつくる遺伝子」「オオサンショウウオのミトコンドリアDNA」の3曲が演奏され、それぞれ雰囲気の違う
メロディーの美しい音色に、会場の皆さんもうっとりと聴き惚れました。最後は徳永先生が「愛」をテーマ
に選んだ3曲の演奏がありました。
 ホールのロビーには写真家檜垣俊忠さんのカエルの写真と、三浦先生が飼育している10種類以上の実物の
カエルが展示され、カエル好きの皆さんには大人気でした。
 文字通り「カエル三昧」のサイエンスカフェとなりました。

 

当日の様子

司会の寺本さんはぴょん吉Tシャツで登場!

新種サドガエルについて語る三浦先生

カエルの展示&質問タイム

檜垣氏の写真展示 それぞれ表情の違う
カエルが今にも動き出しそうでした

遺伝子音楽について徳永先生
と学生に質問してみました

遺伝子を音符に変換し編曲、
演奏してくれました!

とってもカエルな1日でした
カエルさんたちお疲れ様でした


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