第23回サイエンスカフェ 「秋~くだものの科学」 を開催しました。

【日 時】 2013年11月16日(土) 14:30~16:00
【会 場】 la placeマーメイドカフェ広島大学店
【話し手】 泉 俊輔(広島大学大学院理学研究科 教授)
【聞き手】 寺本 紫織
【参加者】 33人(多くの方々のご参加ありがとうございました)
【内 容】
 第23回サイエンスカフェ「秋~くだものの科学」を開催し、33人の方の参加がありました。
 まず、短いろうそくと長いろうそくに火をつけグラスでフタをすると、どっちの火が先に消える?という話。
会場の予想で一番多かったのは「短い方が消えてから、長い方が消える」でした。さっそく実験してみようと
いうことで、実際に実験してみると「長い方が消えてから、短い方が消える」でした。それはなぜか!?
 今回は「日常の『あたりまえ』に潜む知識の盲点について」をテーマに、果物にまつわる科学についての
お話でした。
〇「リンゴを茶色くさせないためには? また茶色くなったリンゴを白く戻すには?」
〇「果物の食べているところ、リンゴと柿で違うんですって」
〇「柿の渋の抜き方、ご存じですか?」
〇「渋の抜ける理屈と同じ『ベークライト』を作ってみよう!」
 このような話題で専門分野の学生さんたちが詳しく説明してくれたり、各テーブルで実際に実験したり。
へぇ~!という声も多くあがり、身近なことにこんなに色々な科学が隠れているんだなぁと思うサイエンス
カフェでした。

 

当日の様子

泉 俊輔 教授(数理分子生命理学専攻)

寺本 紫織さん(ファシリテーター)

会場の様子

実験の様子

リンゴと柿は食べてるとこが違うんだよって話
説明:鈴木さん(写真:左)

柿の渋が抜ける理由
説明:犬伏さん(写真:左)

ベークライトを作る実験
説明:丸山さん(写真:右)

できあがったベークライト(アルミカップの中)
下はベークライト製の基板材料の板

参加者の方から多くの質問がありました


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