第25回サイエンスカフェ「福島原発事故による放射能汚染についてサイエンスとして伝えたいこと」を開催しました。

【日 時】 2014年4月12日(土) 14:30~17:00
【会 場】 la placeマーメイドカフェ広島大学店
【話し手】 田中 万也(広島大学サステナブル・ディベロップメント実践研究センター 特任講師)
【聞き手】 寺本 紫織
【参加者】 50人(多くの方々のご参加ありがとうございました)
【内 容】
 東日本大震災から3年が経ちました。今回は話し手の田中先生が2011年から取り組み始めた研究内容に
ついてのお話でした。
 まず放射性物質、放射能、放射線の違いについてのお話。併せて放射性物質セシウムとヨウ素の特性に
ついて説明がありました。放射性物質の土壌調査の様子や、採取の方法についても詳しく説明されました。
 次にホットスポットはどこか、なぜここに溜まっているのか、どのように移動していったのかという
お話。これらは土壌に沈着した後、上流から運ばれ堆積しているため、下流に溜まっているという研究
結果が示されました。
 その後、原発の問題について参加者の方たちと様々な意見を交わし、今後どのように向き合えばいいの
か、除染に関する問題等について一緒に考えました。
 放射能汚染について、真剣に考えさせられたカフェでした。

 

当日の様子

話し手の田中万也先生

聞き手の寺本紫織さん

原子の話

放射性セシウムの説明

みんなで考えよう

会場の様子


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