第29回サイエンスカフェ「植物の老化戦略」を開催しました。

【日 時】 2015年9月26日(土) 14:00~16:00
【会 場】 la placeマーメイドカフェ広島大学店
【話し手】 草場 信(広島大学大学院理学研究科附属植物遺伝子保管実験施設 教授)
【聞き手】 寺本 紫織
【参加者】 44人(多くの方々のご参加ありがとうございました)
【内 容】
 今回は植物の老化についてです。植物遺伝子保管実験施設の草場先生より最先端の研究内容を交えて
説明がありました。
 植物のうち、樹木などは非常に長い寿命を持っています。植物によっては、条件に応じて「積極的に
老化」することがあります。例えばイチョウの樹木の寿命は1000年ですが、その葉っぱの寿命は1年
です。冬の間は効率的に光合成できないからあえて積極的に老化させているのではないかと考えられて
います。植物は積極的に老化して、栄養を再配分していると言えるのではないでしょうか。
 植物の奥深さを感じることができたカフェでした。

 

当日の様子

草場先生

寺本さん作の動物と植物の細胞図

参加者へのプレゼント(レタス栽培セット)

会場の様子


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