冒険のバロック ―発見の時代の文化―

冒険のバロック ―発見の時代の文化― 叢書・ウニベルシタス952

ヴィンフリート・フロイント著、佐藤正樹・佐々木れい 訳

ページ: 465ページ
ISBN: 4-588-00952-5
発行年月: 2011-01
税込価格: 7,140円
出版社: 法政大学出版局

出版社による内容紹介
16世紀半ばから18世紀半ばまでをバロック時代と呼ぶ。ルネサンスの申し子とか,近代の戸口といわれるその文化に焦点を当て,現代の問題に回答を与えてくれる作品の意義を問う。バロックとは生命観に溢れる遺産であり,誘惑に満ちた冒険への旅立ちである。著者は文学,美術,建築,音楽,週休,哲学や科学といった多様な領域に触れ,あの時代に肉薄する。図版80点。

目次

序    現世の魅力
凡例
1 人生設計としての文学
2 愛の勝利と死の悲哀
3 楽園の出現
4 創造の美
5 意味の探求
6 親密な楽園
7 女性の書き手たち
8 旅の冒険
9 死刑執行人、魔女、ヒステリー
10 戦争という悪魔
11 語感の陶酔と情熱
12 快楽の建築
13 演劇の世界と人生の舞台
14 バロック風俗鏡
15 「自分自身には逆らえない」


参考文献
索引


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