教皇と魔女

教皇と魔女 ―宗教裁判の機密文書より―

ライナー・デッカー 著、佐藤 正樹・佐々木 れい 訳

ページ: 313ページ
ISBN: 4588008757
発行年月: 2007-11
税込価格: 3,675円
出版社: 法政大学出版局

出版社による内容紹介
各地で魔女狩りが行われていた頃、ローマ教皇庁は何をしていたのか?教皇庁の極秘文書と各地の宗教裁判所の訴訟記録をもとに、両者および世俗当局との緊張関係を実証的に追及。ヨーロッパ史の暗部をいきいきと描き出す。

目次

第1章 異教の魔術
第2章 中世における宗教裁判の起源
第3章 十四世紀の教皇と宗教裁判官
第4章 魔女のサバトの成立
第5章 『魔女の槌』
第6章 宗教裁判所とヴェネツィアの闘争
第7章 十六世紀初頭の学術論争
第8章 近代の宗教裁判
第9章 慎重論の高まり
第10章 魔女訴訟の手引
第11章 ローマにおける交霊術師との戦い
第12章 グラウビュンデンの迫害 ―― 一六五四-一六五五 ――
第13章 パーダーボルンの悪魔憑き
第14章 最後の諸事件 ―― 愛の魔法、宝探し、ホスチア冒瀆 ――


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