標準生物学実験編修委員会 編

ページ：160ページ
ISBN：978-4-407-32199-9
発行年月：2011-03
税込価格：2,415円
出版社：実教出版株式会社

紹介文
本書は、本学の教養教育基盤科目である「生物学実験」および「生物学実験法・同実験」で実施している実験の向上を目指して執筆された。
本書は、本学の授業はもとより、他大学での教養教育をはじめ基礎的な生物学実験での利用を想定し、「個体」、「組織・器官」、「分子・細胞」の3つの視点から、それぞれ4～8つの実験課題を紹介している。
どの視点にも、動物と植物を実験材料とした課題を含んでいるので、それぞれの特徴だけでなく、動植物に見られる共通性を知ることもできる。
本書の大きな特徴は、実験操作をフローチャート形式で示している点であり、必要な材料さえあれば誰でも容易に実験に取り組める。
また、実験課題ごとに専門的な記述も含めた解説を設け、更なる探求への道標となるように配慮されている。
本書は、本研究科および本学部に所属する多くの学生の協力のもと、総合科学部生物系教員を中心に構成した編修委員会で3年にわたる吟味を経て完成した教科書である。

生物学実験の心得
個体レベルでみる生物 実験1～5
組織・器官レベルでみる生物 実験6～9
分子・細胞レベルでみる生物 実験10～17
 付録・ 生物学実験の基礎知識
 索引
 記録用紙