OB・OGに聞く

(株)進研アド 山口哲郎さん(平成16年度入学)

世界は自分が思っている以上に広い

大学生のうちに自分からどんどん積極的に動いてほしいし、いろんな人と交流して人脈を広げていってほしいです。大学にはいろんな人が集まってきて、そこか らいろんなところに散り散りになっていくので、そういう人たちとつながっているというのは、今考えている以上に大きな財産になると思います。世界は自分が 思っている以上に広いので、どんどん足を動かして、今の自分よりももっと大きく成長できるといいですね。

山口哲郎さん

TSSテレビ新広島 竹下千晶さん(平成16年度入学)

何事にも妥協しないということ

辛かったら泣いてもいいし、ぼろぼろになってもいいから、自分の好きなこと・人・物には妥協して欲しくないですね。そして海外に行って欲しいです。単純に面白い人との出会い、自分や日本、広島を客観的に見て考えるチャンスです。

竹下千晶さん

外資系IT企業 佐々木拓紀さん(平成17年度入学)

総合科学部の強みを先輩に聞いて、思い切り楽しんでもらいたい

総合科学部には一つのテーマを決めて自分でいろいろな角度から研究する機会が卒論以外にもありますよね。この研究がいろいろな角度から物事を見る経験になり、今でも何か困ったときに、少し角度を変えて考えてみるという形で役に立っています。

佐々木拓紀さん

広島大学 桑原晶子さん(平成20年度入学)

多角的な視点で勉強したかったので総合科学部がぴったり

さまざまな角度から今ある状況を考えることで問題意識を持って行動していけたらと思います。なかなか簡単なことではありませんが、たとえば本からの知識や実体験、他者との交流などによって培われるものだと思うので、これからもいろいろな経験を積んでいきたいです。

桑原晶子さん

中国新聞社 樋口浩二さん(平成15年度入学)

文理問わず友達ができるのは総科の特権

せっかく総科にはいろんな専攻の人がいるし、いろんな個性や特技を持った人もいるだろうから、そういう人たちと幅広く付き合って、とにかく楽しい生活を送ってほしいです。私は社会人になって、それが財産になるということが身をもって理解できました。だから、勉強しろ、というよりも楽しいことを目一杯やっ て、多方面の人と仲良くなって、それを社会人になった時に糧にしてほしいなと思います。絶対にそれが財産になると思います。

広島大学 山田真理子さん(平成16年度入学)

総科のメリットは、カリキュラムも柔軟でいろいろな勉強ができること

今したいことが決まっているのであれば、ひたすら突き進むのもよいと思います。一方で、今なにをしたいのかわからない時期、というのもチャンスです。あせらず、思い詰めず、短期の留学に挑戦したり、職員や先生方と話をしたり、学内外であるイベントに参加してもよいと思います。私は、総科のスタジャンを着て、経済学部、法学部、教育学部の講義に乗り込んでいっていました(笑)

山田真理子さん

日本電気株式会社(NEC)  中西紀章さん(平成14年度入学)

いろいろな職種に就いている友達がいることも、ほかの学部にはないもの

高校の頃から理系と文系の両方が好きで、偏って勉強したくない、両方やってみたいという思いがありました。大学に入ってから理系と文系の両方の勉強をやって、何だかんだ言って総合科学的な視点を持ち続けられたのは総合科学部に入ったことがきっかけなんですよね。

中西紀章さん

広島大学 結城華さん(平成14年度入学)

今しかない自由な時間を大切にしてほしい

印象に残っていることといえば、やはり留学ですね。留学中にはイギリスだけでなく、ヨーロッパのいろいろな国を旅行しました。旅をしていると、訪れようと予定していた場所に突然行けなくなることが結構あるんです。そういうときに「じゃあこっちに行こう」って予定を変更する。そういう物事に対しての柔軟な態度が身についたんじゃないかと思います。

結城華さん

中国ジェイアールバス(株) 山谷義貴さん(平成20年度入学)

大学時代に打ち込んだ活動ってほとんどが今の仕事につながってるんですよね

総合科学部は、自分の関心のあることは何で も学べて、いろいろな関心を持った人が集まる学部です。この環境を積極的に活用して、大学4年間のうちに積極的に人と関わり、様々な経験をし、自分の視野をどんどん広げていきましょう!

山谷義貴さん

(株)中国放送 藤原 佳那子さん(平成15年度入学)

とにかくいろんな人と出会ってほしい。

いろんな授業に出て話を聞くだけでもいい。学生時代が一番フットワークよく動き回れるじゃないですか。社会人になったらそうはいかないんです。私の仕事は,ある意味人と出会うことだけど,取材する側,される側という立場があるし,利害関係とかもあるから,純粋に人と出会って話をすることがなかなかできないです。学生の間は,とくかく話して自分の視野を広げる良い時間だと思います。

藤原佳那子さん

広島大学 増子陽春さん(平成20年度入学)

やりたいと思ったことは,どうにかして挑戦してみてください。

できないことであっても,挑むことで得るものがあるかと思います。また,自分から進んで何かを行うと,継続しやすいですし,目標を掲げると,モチベーションに繋がりやすいですよ。僕はそれを,社会人になってから感じましたが,学生の時点で行動に移せていたらなと考えることが多々あります。

増子陽春さん

中国電力健康保険組合 曽根麻美さん(平成19年度入学)

体育会で部活をしていたという点はどの企業でも好印象を持たれるように感じました。

グループ討論形式の面接でも,身の振る舞い方などは体育会で自然に身に付いていたのでやりやすかったです。このような意味でも部活を続けてきて良かったと思っています。

曽根麻美さん

広島大学 和泉浩基さん(平成13年度入学)

決まったレールが敷かれていない,というところが一番良い

だいたいこの授業を取っていれば,この就職先に就くというものがないですよね。自分が意思決定し,この道で頑張ろうと決めることで道が開けていきます。こういうところが総合科学部ならでは,だと思います。だからこそ,総科生というのは,他の学部生と比べていろんなことにチャレンジする能力に長けている,そういう意識を多く持っているように感じます。

和泉浩基さん

(株)リクルートキャリア 原田亜美さん(平成17年度入学)

自分の足で行動し,自分の目で見て,耳で聞いて,考えたり感じたりして欲しいです。

今はインターネットなどで簡単に情報を得ることができますが,不確かなこともありますので,他の人の意見を鵜呑みにするのは避けた方がいいと思います。自分で経験したことを通じて,感じたことには素直に従い,自己判断してほしいと思います。

原田亜美さん

中国新聞社 笠松英亮さん(平成20年度入学)

社会人と学生の違いは,時間の使い方だと思います。

休みの日は休み,仕事の日は段取りを考えて行動する,といった感じです。学生の時,卒業論文を書くときも漠然と”できるところまでやろう””時間になったら終わり”という感じでした。今は,締め切りを意識し,日程を加味しながら”今日はここまでやりきろう”という意識になりました。学生時代,締め切り間近で提出することが多かったですが,手直しが入ること等を考えて,早めに提出するようになりました。あとは仕事に関するアンテナの張り方も強くなりました。天候や選挙など,仕事に活かせそうなことを意識して生活するようになっています。

笠松英亮さん

広島大学 諏訪春菜さん(平成15年度入学)

カナダでフィールドワークを行い,修士論文にまとめました。

フィールドワークでカナダに滞在し,色々な人と出会い,調査としても普段の生活としてもたくさんの話ができたことはとてもよい経験になりました。また,学生の時はアクセシビリティセンターでインターンシップをしていました。研究とインターンの2つが私の学生時代の大きな柱でした。

諏訪春菜さん

広島県警科学調査研究所 森川俊雄さん(昭和59年度入学)

今の仕事に直接かかわる生命科学などの授業は全くとっていませんでした(笑)

科捜研の仕事は「法科学」という分野に区分されるんですが,日本には「法科学」を直接学べる学部はないんです。アメリカにはあるらしいんですが。だから同期採用者が大学で何を学んでいたとしても,「法科学という分野においてスタートラインは同じなんだから」と思っていました。総合科学部で,文系理系いろいろな分野の授業を受けていたから,そういう垣根を感じなかったのかもしれません。

森川俊雄さん


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