講演会での広大生の活躍(その1)

理系女子のパネル討論会

(文責) 海上輸送システム研究室 田中 進
 

平成25年5月27日,広島国際会議場で開催された日本船舶海洋工学会の春季講演会で,特別企画「海事産業の未来と理系女子」と題されたパネル討論会が開催されました。

討論会の前半は,広島大学副学長の相田美砂子先生をお迎えして「女性の活躍促進のために」と題した基調講演が行われました(写真1)。

相田美砂子副学長による基調講演

写真1: 相田美砂子副学長による基調講演
 

その後,安川先生の司会により,相田先生を交え,日頃の仕事に対する女子学生の関心事項や質問事項に技術系の女性実務担当者が答える形のパネル討論が行われ,この討論に広島大学工学部第4類輸送機器環境工学プログラムの女子学生も参加しました(写真2,写真3)。

安川先生の司会によるパネル討論

写真2: 安川先生の司会によるパネル討論
 

輸送機器環境工学プログラムの女子学生との討論

写真3: 輸送機器環境工学プログラムの女子学生との討論
 

討論を通じて,科学技術の世界では女性も男性もないこと,男女協同で日頃の問題は乗り越えられるものであることを再認識しました。広島の地に技術系の女性実務者が集い,広島大学副学長の相田先生から理系女子に対して心強いメッセージを送って下さると同時に,将来の活躍が期待される,広島大学輸送機器環境工学プログラムの女子学生も参加した今回の討論会は,技術や産業の未来を考える時,広島大学の存在感やアクティビティを強く感じる討論会でした。
 


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