講演会での広大生の活躍(その2)

論文発表

(文責) 海上輸送システム研究室 安川宏紀
 

日本船舶海洋工学会平成25年春季講演会が,5月27日(月),28日(火)の両日に渡り,広島国際会議場にて開催されました。その中で,広島大学の修士ならびに博士の学生による講演が13件もあり,その中からは,「若手講演セッション・若手優秀講演賞」が選ばれるなど,存在感をアピール,大いに気を吐きました。写真(下)に,修士1年の網井裕真君が発表している様子を示します。怖い専門家達に囲まれ,今にも襲いかかられそうな様子が感じられませんか。学生達は皆よく頑張りました。

網井裕真君の発表の様子

写真: 網井裕真君の発表の様子
 

学生が行った講演のタイトルと講演者の名前を次に示します。

  • 海洋エネルギー利用に向けた柔軟発電デバイスの開発とその発電特性 (東翔太)
  • 柔軟発電体の理論解析方法に関する研究 (尾古卓也)
  • 海流発電タービンの発電特性に関する研究 (徳永紘平) ・・・ 受賞
  • 地面効果内で飛行する翼及び全機空力特性に関する研究 (伊藤悠真)
  • 船体機関部における補強構造のトポロジー最適化 (大福将史)
  • メッシュフリー法を用いた防撓パネルの線形座屈解析に関する研究 (貞本将太)
  • ホットワイヤ・レーザ溶接法を用いたプライマー塗装鋼板すみ肉溶接時の溶接欠陥発生防止技術 (置田大記)
  • 津波シェルターに作用する津波力低減効果に関する研究 (鎌田正也)
  • 船尾改良による漁船の抵抗低減効果に関する研究 (石田晃大)
  • 狭水路を航行する船の当て舵と針路安定性に及ぼす風の影響 (網井裕真)
  • 次世代型風力推進船における翼型硬帆列の推進性能予測とその向上 (宮坂飛大)
  • Cbシリーズ肥型船の操縦性能 (米舛勲)
  • ワイルドカードGAを利用した船舶設計プロセスの最適化に関する研究 (藤井亮)

学生さんにとっては,大きな刺激と励みになったことと思います。これからも一層勉学に励まれることを期待しております。
 


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