平成元年~12年(1989-2000)

平成元年(1989)

3月24日
大学院法学研究科、経済学研究科を廃止。

4月8日
「学内通信」を「広大フォーラム」に改称。

5月21日
教授田中隆莊が第8代広島大学長に任ぜられる。

5月29日
経済学部に附属地域経済研究センターを設置。
教育学部福山分校を廃止。ただし、学内措置により平成元年9月30日まで存続。

9月30日
大学院地域研究研究科を廃止。
教育学部および教育学部福山分校が東広島市に移転を完了。

*この年、東千田キャンパスに放送大学広島地区ビデオ学習センターが開設される。

平成2年(1990)

1月13日
共通一次試験を廃止し、初の大学入試センター試験を実施。

3月31日
附属幼稚園が東広島市に移転を完了。

5月11日
ドイツ連邦共和国ハノーファー医科大学と大学間国際交流協定を締結。

5月15日
評議会が昭和61年4月決定の「学部等移転年次計画」を平成6年度移転完了に変更。

6月8日
理論物理学研究所を廃止(京都大学基礎物理学研究所に統合)。
核融合理論研究センターを廃止(核融合科学研究所に移管)。
留学生センター、機器分析センターを設置。

*この年、呉市・竹原市・東広島市・黒瀬町・安芸津町が、頭脳立地法にもとづく集積促進計画地域として承認される。

平成3年(1991)

3月31日
生物生産学部附属水産実験所が竹原市の理論物理学研究所跡地に移転を完了。

4月9日
アイソトープ中央実験施設を設置(学内措置)。

4月25日
中華人民共和国中国科学院と大学間国際交流協定を締結。

4月27日
中華人民共和国南開大学と大学間国際交流協定を締結。

5月17日
大学審議会が「大学設置基準等及び学位規則の改正について」を答申。

6月3日
文部省、大学設置基準を改正(一般教育・専門科目区分廃止、自己点検評価等)。

9月10日
大学設置基準の大綱化を承けて、教育研究整備基本計画検討特別委員会を設置。

9月30日
理学部が一部の附属施設を除き東広島市に移転を完了。

*この年、教授小林芳規が第81回日本学士院賞および恩賜賞を受賞する。

平成4年(1992)

1月31日
理学部附属両生類研究施設が東広島市に移転を完了。

3月31日
理学部附属植物遺伝子保管実験施設が東広島市に移転を完了。

4月1日
理学部地学科を地球惑星システム学科に改称。
医学部に保健学科を設置。

5月6日
附属図書館中央図書館が東広島キャンパスで業務開始。

5月19日
臨時評議会が「大学設置基準の改正に伴う広島大学の教育研究の整備と改善について」(大綱)を承認・公表。
「自己点検・評価規程」を制定し、全学的な自己点検・評価を開始。

6月26日
フランス共和国パリ第四大学フランス文明研究センターと大学間国際交流協定を締結。

9月14日
連合王国サセックス大学と大学間国際交流協定を締結。

*この年、全学で行う最後のオリエンテーションキャンプを宮島包ケ浦で開催。教育学部がペスタロッチー教育賞を創設し、宮城まり子氏が受賞する。西条駅大学線(ブールバール)がほぼ全面開通。東広島キャンパス内に広島大学内郵便局が設置される。

平成5年(1993)

3月31日
総合科学部が東広島市に移転を完了。

4月1日
理学部生物学科を生物科学科に改称。

4月8日
初めて東広島市運動公園体育館で入学式を行う。

4月13日
教養的教育に関して、人的および物的な諸条件等を全学的な観点から検討するために、教養的教育検討委員会を設置。

5月21日
教授原田康夫が第9代広島大学長に任ぜられる。

5月-
自己点検・評価委員会が自己点検・評価報告書『広島大学白書① 新しい大学像をめざして―専門深化と総合化―』を刊行。

9月14日
体育学部の創設を断念し、体育学部創設準備委員会および同学部創設準備室を廃止。

10月18日
附属図書館西図書館が東広島キャンパスで業務開始。

10月21日
連合王国リーズメトロポリタン大学と大学間国際交流協定を締結。

11月6日
理学部数学教室が「高校生のための現代数学入門講座」を実施。

*この年、新広島空港が開港する。また、国道2号西条バイパスが建設から13年目に開通する。

平成6年(1994)

3月25日
初めて東広島運動公園体育館で卒業式を行う。

3月31日
文学部が東広島市に移転を完了。
医学部附属看護学校を廃止。

4月1日
広島大学初の独立研究科として、大学院国際協力研究科(博士課程)を設置。
情報ネットワークシステム(HINET)の運用開始。全部局のコンピュータを結び、インターネットに接続。

6月24日
原爆放射能医学研究所の附属原爆被災学術資料センターを附属国際放射線情報センターに改組。

平成7年(1995)

2月28日
「広島大学西条キャンパスの構内交通に関する要項」を制定。

3月31日
学校教育学部、法学部、経済学部、附属図書館、大学教育研究センター、機器分析センターが東広島市に移転を完了。

4月1日
学校教育学部、法学部、経済学部、附属図書館、大学教育研究センター、機器分析センターが東広島市に移転を完了。
法学部(第一部・第二部)および経済学部(第一部・第二部)を改組し、それぞれ主として夜間に授業を行うコースを東千田キャンパスに設置。
附属図書館西条分館および学校教育学部分館を廃止。附属図書館は中央図書館、中央図書館東千田分室、東図書館、西図書館、医学分館で構成。
学校教育学部に附属障害児教育実践センターを設置。
アイソトープ中央実験施設を改組し、アイソトープ総合センターを設置。
地域共同研究センターを設置。

5月23日
評議会が「学部教育の改革について―基本方針―」を承認し、全学に公表。

10月17日
評議会が「広島大学の理念」を承認。

11月1日
広島大学統合移転完了記念式典を行い、元西独首相ヘルムート・シュミットが「追憶、悔恨、そして責任」と題した講演を行う。また、同氏に広島大学名誉博士の称号を授与。

12月22日
マレーシア国マラヤ大学と大学間国際交流協定を締結。

*この年、阪神大震災に際し第1次・第2次救援隊計44名および豊潮丸を派遣する。

平成8年(1996)

2月6日
中華人民共和国北京師範大学と大学間国際交流協定を締結。

2月20日
評議会が「教養的教育改革実施要綱」を承認(平成9年度より教養的教育を全学体制で実施)。

3月19日
フランス共和国リヨン第1大学と大学間国際交流協定を締結。

3月31日
集積化システム研究センターを廃止。

4月1日
広島大学調査室を設置(学内措置)。
附属図書館がオンライン蔵書目録検索(OPAC)のサービス提供を開始。

5月11日
集積化システム研究センターを廃止。
学校教育学部附属教育実践研究指導センターを教育実践総合センターに改組。
理学部附属微晶研究施設を廃止。
ナノデバイス・システム研究センター、放射光科学研究センターを設置。

6月11日
ベンチャー・ビジネス・ラボラトリーを設置(学内措置)。

9月3日
アメリカ合衆国ミネソタ大学と大学間国際交流協定を締結。

9月11日
アメリカ合衆国メリーランド大学と大学間国際交流協定を締結。

9月20日
カナダ国カルガリー大学と大学間国際交流協定を締結。

9月29日
オーストラリア国ニューイングランド大学と大学間国際交流協定を締結。

10月1日
情報教育研究センターを設置(学内措置)。

10月9日
アメリカ合衆国フロリダ大学と大学間国際交流協定を締結。

10月29日
大学審議会が「大学教員の任期制について」を答申。

12月31日
学生部が東広島市に移転を完了。

平成9年(1997)

1月31日
事務局、附属学校部、広島大学調査室が東広島市に移転を完了。

3月11日
創立50周年記念事業委員会を設置。

4月1日
副学長制度を設置。
文学部の哲学科、史学科、文学科を人文学科に改組。
教育開発国際協力研究センターを設置。
外国語教育研究センターを設置(学内措置)。
学生部を事務局に統合し、事務局の組織を総務部、経理部、学生部、施設部に改組。
学生部長選考規程を廃止。学生部長は事務官となる。

4月23日
ドイツ連邦共和国チュービンゲン大学と大学間国際交流協定を更新。

5月21日
学長原田康夫が広島大学長に再任される。

6月9日
オランダ王国アムステルダム大学と大学間国際交流協定を締結。

6月18日
財団法人広島大学後援会が発足。

7月8日
広島大学50年史編集専門委員会を設置。

9月10日
スウェーデン王国リンシューピン大学と大学間国際交流協定を締結。

9月29日
中華人民共和国大連理工学大学と大学間国際交流協定を締結。

11月11日
大学院委員会が広島大学大学院の理念・目標を承認。同月18日に評議会が了承。

12月10日
インドネシア共和国ハサヌディン大学と大学間国際交流協定を締結。

平成10年(1998)

4月1日
独立研究科として大学院先端物質科学研究科(博士課程)を設置。
理学部の物理学科、物性学科を物理科学科に改組。

4月9日
教育学部事務部と学校教育学部事務部を教育系学部事務部に一元化。

5月1日
学生就職センターを設置(学内措置)。

6月26日
ロシア連邦トムスク工科大学と大学間国際交流協定を締結。

10月26日
大学審議会が「21世紀の大学像と今後の改革方針について-競争的環境の中で個性が輝く大学-」を答申。

平成11年(1999)

3月9日
「広島大学東広島キャンパスの構内交通に関する要項」を全面改正(1・2年生の自動車通学全面禁止)。

4月1日
経済学部の附属地域経済研究センターを附属地域経済システム研究センターに改組。
大学院理学研究科、重点化。

5月1日
「広島大学東広島キャンパスの構内交通に関する要項」にもとづき、キャンパス出入口にゲートを設置。

7月5日
フィリピン共和国フィリピン大学ディリマン校と大学間国際交流協定を締結。

11月5日
創立50周年記念式典および祝賀会を開催。

平成12年(1999)

3月9日
医学部医学資料館開館。

4月1日
教育学部及び学校教育学部を改組・再編し、教育学部を設置。
大学院教育学研究科及び大学院学校教育学研究科を改組・再編し、大学院教育学研究科(博士課程)を設置。
大学院理学研究科、重点化。
教育学部附属幼年教育研究施設、学校教育学部附属教育実践総合センター及び学校教育学部附属障害児教育実践センターを、教育学部附属幼年教育研究施設、附属教育実践総合センター及び附属障害児教育実践センターに移行。
理学部附属臨海実験所、附属宮島自然植物実験所、附属両生類研究施設及び附属植物遺伝子保管実験施設を、大学院理学研究科附属臨海実験所、附属宮島自然植物実験所、附属両生類研究施設、附属植物遺伝子保管実験施設に移行。
大学教育研究センターを改組・転換し廃止、高等教育研究開発センターを設置。
事務局厚生課を就職課に改称。
大学院社会科学研究科にマネジメント専攻博士課程(夜間大学院)設置。
教育専攻科廃止。
広島大学大学情報室設置。
広島大学ピア・サポート・ルーム設置。

6月20日
「21世紀の広島大学像マスタープラン」公表。

7月1日
広島大学大学情報サービス室設置。

8月1日
広島大学学長室設置。

 

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→平成13年~(2001-)※工事中


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