中国文学語学の探求

この分野では、中国の言語文化について幅広い教養を身に付け、専門性の強化も図れるようカリキュラムを編成しています。

下に平成27年度の専門科目の一覧表を示しました。専門科目は、語学と文学とに大きく二つに分かれます。語学は、主として音韻・文字・語彙・語法などを学習します。文学は、特に六朝・唐代・宋代・明代の文学について詳しく学習できます。

卒業論文の題材は、古代から現代に至るまで、語学でも文学でも教員と相談しながら自分の興味にあったものを自由に選べます。

カリキュラム(中国文学語学)

学生生活

中国文学研究室は、伝統的に先輩と後輩のつながりが強く、教員と学生の間も親密で、アットホームな雰囲気です。大学祭での店だしをはじめ、年間を通して様々な行事が行われ、学部生・院生・教員の交流の場となっています。

近年は数多くの中国人留学生を受け入れています。また、夏休みや春休みを利用した短期留学に参加する学部生も増えています。

研究会

当研究室では、主に次の二つの研究会が開かれています。一つは、中国文学研究室研究会です。ほぼ毎月1回、教員・院生・学部生による研究発表が行われます。もう一つは、隔週で開かれている中国中世文学会例会です。主に大学院生が研究の過程を報告しています。

いずれの研究会も、学部生の有志も積極的に参加し、研究の目的や方法を知る重要な場となっています。そのほかに、「中国文学特別演習」という授業が院生との共同研究会形式で開講されています。

また、当研究室には、中国中世文学会などの事務局が置かれ、『中国中世文学研究』『中国学研究論集』『漢文教育』といった研究雑誌を刊行しています。

たった1字の解釈で悩んでいるの図

▲たった1字の解釈で悩んでいるの図

中文研究室

▲パソコンと古い書物が共存しています


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