中外テクノス株式会社 電機システム事業本部 小松 愛生 さん

未知への挑戦

中外テクノス株式会社
電機システム事業本部

小松 愛生 さん

広島大学工学部 第一類(機械系)
2014年度 卒業
広島県立広島国泰寺高等学校 出身

現在の仕事について

 廃炉関係(福島第一原子力発電所)の装置開発・設計に携わっています。以前、原子炉内の調査で使用されたロボットのアクセスに関わる装置を設計しました。廃炉関係は誰も挑戦したことがない業務が多く、ひとつひとつのことに対して誰も答えがわかりません。この未知への挑戦に対し、他企業を含め数多くの技術者が集結し、日々考え、悩み、苦労しています。しかし、その分だけ上手くいったときの「達成感」や「やりがい」は計り知れません。廃炉まで40年と言われていますが、自身の成長と廃炉が共に進むよう日々努力しています。

学生時代について

 ものづくりが好きな広島育ちということで広島大学の機械系に進学しました。学生時代に学んだ専門知識が仕事で直接活かされることが多く、アルバイトやサークル活動に費やした時間をもう少し勉強に充てていればと悔やむことがあります。一方で、勉学だけでは身につけられないコミュニケーション能力は、接客業のアルバイトやクラブ・サークル活動を通じて培われたと実感しています。そのため、これらを両立させた大学生活を送ることが望ましいと考えています。

広島大学・工学部在校生へのエール・メッセージ

 やりたい仕事を選ぶのは重要なことですが、やってみて楽しい仕事にしていく方が長期的に仕事をしていく上で一番重要です。日々のモチベーションを維持することで一歩一歩成長することができると思います。


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