第361回 物性セミナー(5研究科共同セミナー:10月29日)



題目: 単結晶中性子回折を用いたカゴ状化合物の精密構造解析

講師: 金子耕士 (日本原子力研究開発機構)

日時: 2009年10月29日(木) 15:00 -

場所: 先端物質科学研究科 403N

大きめの”カゴ”に内包されたイオンが示す”ラットリング”と呼ばれる大振幅振動は、優れた熱電性能に限らず、重い電子状態や超伝導といった、固体物理学において最も魅力的な物性をももたらす新たな要素として、近年盛んに研究されている。一方で、「ラットリングとはどういった事を指すのか?」という問いに対し、いまだに確立した見解

は得られていない。この問題に基本的な知見を加えるため、単結晶中性子回折を手法として、系統的な研究を進めている。本セミナーでは、代表的なカゴ状化合物の充填スクッテルダイトの中で、重い電子系化合物のPrOs4Sb12,NdOs4Sb12及び同程度のカゴの大きさを持つPrRu4Sb12についての結果を、実験や解析方法の詳細も含めて報告する。

担当: 鬼丸 孝博 (先端物質科学研究科)・内線7021

5研究科共同セミナーの認定科目です

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後援 先進物質機能研究センター


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