日本経済新聞社が実施した2011年度技術トレンド調査(第2回)で、大学院工学研究院
物質化学工学部門の瀧宮和男教授、大阪大学の竹谷教授らの研究グループによる
研究成果「塗れる電子素子開発-軽量・薄い液晶に道」が、総合1位にランクインし、
日経産業新聞(7/25付)に掲載されました。
この研究は、NEDO(独立行政法人新エネルギー・産業総合技術開発機構)の
ナノテク先端部材・部材実用化研究開発プロジェクトの一環として研究されたもので、
世界最高性能の印刷可能な有機材料によるトランジスタを開発しました。
今後、この成果「塗れるトランジスタ」を活用することにより、大型テレビや薄型の
情報機器を安価に作る技術への応用が期待されています。
【この記事に関する問い合わせ】
大学院工学研究院 物質化学工学部門
教授 瀧宮 和男
TEL:082-424-7734