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折りたためる緊急橋(モバイルブリッジ)の車両通行公開実験を行いました



折りたたまんだ状態のモバイルブリッジ

車両が走りはじめるところ

車両が走っているところ

有尾助教(写真右)

取材を受ける有尾助教

2012年10月26日に、広島大学大学院工学研究院の有尾 一郎助教らが、静岡県の日本建設機械施工協会において、折りたためる緊急橋(モバイルブリッジ)の小型乗用車での通行実験を報道機関に公開しました。

モバイルブリッジは、主要な構造部材をX形で連鎖させたシザーズ(はさみ状)構造とすることにより、橋の伸縮が可能となり、橋としては「世界初」の構造です。折りたたんで車両に乗せて運び、短時間で架設することができます。

一般社団法人日本建設機械施工協会施工技術総合研究所、星軽金属工業株式会社、株式会社アカシン、三協立山株式会社三協マテリアル社と共同開発を進めており、このたび、小型車両が通行可能な部分的なプロトタイプ(1号機)を完成しました。

災害時の迅速なインフラ復旧や被災者の救助などへの活用が期待されており、来年度中の実用化を目指しています。

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左記の写真の一部は、本研究開発プロジェクトに参画している

星軽金属工業株式会社中谷様からご提供いただきました。

【この記事に関するお問い合わせ】

広島大学大学院工学研究院 社会環境空間部門

助教 有尾 一郎

電話: 082-424-7792


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