概要
安全・安心で豊かな暮らしを支えるための,防災・減災,環境との調和・共生,計画や建設,維持・管理・保全に関する現在の最新技術や学術上の問題点などを紹介し,「土木工学」の役割について説明します. 開催日
第1回~第3回 : 9月21日(土) 13時00分~16時30分 会場:広島大学 東千田キャンパス(広島市中区東千田町1-1-89)
A棟 4階 404講義室 定員:50人(どなたでも受講できます。)
受講料:4,000円(全6回)
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第1回 9/21(土) 13時00分 ~ 16時30分
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自転車の居場所は?-都市交通と自転車-
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大学院工学研究院 准教授 塚井 誠人 |
安全でエコな乗り物として,自転車は近年多くの注目を集めている。その一方で,日本の道路交通において自転車は,歩行者と自動車の狭間で曖昧な扱いを受け 続けてきた。この時間は,2012年に発表された自転車交通に関する新しいガイドラインを中心として,都市交通における自転車の役割について,広島の最新 の検討事例を交えて紹介する。 |
第2回 9/21(土) 13時00分 ~ 16時30分
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水環境をエネルギーの視点から考える
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大学院工学研究院 教授 大橋 晶良 |
地球温暖化をはじめとする様々な環境問題は,エネルギーと深く関わっています。水環境を保全するには,膨大なエネルギーが投入されています。しかし,上手 く微生物を利用すれば,廃水等からエネルギーを創成することができます。持続可能な社会の構築に向けて,水環境をエネルギーの視点から考えます。 |
第3回 9/21(土) 13時00分 ~ 16時30分
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広島市内河川の新しい楽しみ方
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大学院工学研究院 准教授 日比野 忠志 |
広島市は「水の都」でありながら,水を楽しむ環境が整っていません。水の空間を楽しんでいくために何が必要かを考えていきます。美しい「水の都」を実現するための科学,例えば,広島駅を降りて汚れた河川のイメージを払拭するために行なっている実例を紹介します。 |
第4回 9/28(土) 13時00分 ~ 16時30分
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社会基盤構造物の維持管理と安全
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大学院工学研究院 教授 藤井 堅 |
笹子山トンネルの車道部屋根の落下事故など,人の暮らしを支える構造物の老朽化が大きな社会問題となっており,維持管理の重要性が認識されている。ここでは,橋梁の維持管理に焦点を絞り,現状の問題点,維持管理や修繕の基本方針,広島地域の現状と対策について紹介する。 |
第5回 9/28(土) 13時00分 ~ 16時30分
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地盤の強さの評価と対策
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大学院工学研究院 准教授 一井 康二 |
がけ崩れなどの地盤災害を防止するためには、地盤の強さを評価し、対策を講じておく必要がある。そこで、地盤の強さの調査法を概説し、また、弱い地盤を強くする対策法の事例としてのジオシンセティクスを紹介する。 |
第6回 9/28(土) 13時00分 ~ 16時30分
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コンクリートは環境問題を考えています
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大学院工学研究院 教授 河合 研至 |
コンクリートにはセメント,水,砂,砂利などが用いられるが,セメント製造では大量の産業副産物や産業廃棄物が活用され,天然の砂や砂利の代替として,廃コンクリートや各種スラグ類の活用が研究されている。ここでは,省資源,資源循環に貢献するコンクリートの役割を紹介する。 |
申込方法の流れは、こちらの公開講座のページをご覧ください。
広島大学 工学研究科学生支援室(学士課程担当)■
電 話 :082-424-7516
E-mail : kou-gaku-gakubu(A)office.hiroshima-u.ac.jp ※(A)を半角@に置き換えて下さい。
広島大学エクステンションセンター■
東広島市鏡山1丁目3番2号■
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E-mail : extension-center(A)office.hiroshima-u.ac.jp ※(A)を半角@に置き換えて下さい。