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「防災・減災研究センター」を設立しました

広島大学は、平成30年7月豪雨災害などを受けて、2018年9月20日に東広島キャンパスにおいて「防災・減災研究センター」の開所式を行いました。

センターの看板除幕の模様(右:越智学長、左:土田センター長)

広島大学はこのたびの豪雨災害に対して、2018年7月11日に「平成30年7月豪雨災害調査団」を結成し、被災状況の調査・分析を行ってきました。このたびの災害の特徴は、土石流や洪水氾濫などの複合的な要因によって、被害がさらに拡大する「相乗型豪雨災害」であるとしています。

防災・減災研究センターは、従来の防災学・減災学では対応できない豪雨災害などに対応するため、災害調査団をさらに発展させる形で設置されました。センターの柱となる「調査研究部門」は、「相乗型豪雨災害研究分野」「人間・社会レジリエンス研究分野」「地域復興マネジメント研究分野」「災害医療研究分野」の4つの分野で構成し、工学・砂防学・心理学・医学など、学内の防災に関わる分野の研究者約40人が加わりました。

センター長の土田 孝 教授(工学研究科)は、挨拶の中で「地域の皆さまとも連携し、実践的な研究で地域への貢献を果たしていきたい」と述べました。

今後、世界レベルの研究拠点として、「相乗型豪雨災害」を中心テーマに据えた、災害科学に関する最先端の学際研究を目指します。

挨拶する土田センター長

報道陣が詰めかけた開所式の模様

【お問い合わせ先】

広島大学広報グループ

E-mail: koho*office.hiroshima-u.ac.jp(注:*は半角@に置き換えてください)


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