• ホームHome
  • 工学部
  • 第18回 先輩交流アワーを開催しました

第18回 先輩交流アワーを開催しました

2022年6月3日、KATO OMOSHIRO LAB(旧 おもしろラボ)で「先輩交流アワー」を開催しました。

今回の講師は、工学部第二類(電気・電子)卒業・工学研究科システムサイバネティクス専攻を修了された、株式会社NTTドコモの右⽥ 涼(みぎた りょう)さん。当日は生体システム論研究室の学生を中心に18人が参加しました。

右田さんには「自分の武器を編む」と題して、社会人8年目に突入して気づいたことをお話いただきました。右田さんは、就職してから社会人になってからも断続して学び続ける人は5%しかいない。しかしながら、特定の分野のスキルに関しては社会人よりもこれから社会に出る人のほうが常に優れているのだから、社会人になっても断続的に学ぶことこそが「自分の武器」につながるのだということを自身のこれまでの体験を踏まえてお話しいただきました。

また、自分の「Will」を持つ=「好奇心の赴くままに自分の楽しめそうなことをする」ことの大切さやそのための方法論(「アクションありきでインプットする」、「プライベートで始めて慣れたらパブリックにする」、「学び方を学ぶと効率がよい(文字にする・期限を決める・目的をもつ等)」)をスライドを使用してわかりやすくお話いただき、学生も聞き入っていました。

講演の後には質疑応答を行いました。「社会人になると朝早くから夜遅くまで仕事で時間をとられるがいつ勉強するのか」、「英語力は必要か」、「右田さん自身は最初から勉強する人だったのか」、「コミュニケーションをとる際のコツはなにか」、「勉強していて道につまずいたらどうしたらよいか」など、参加した学生等から質問も多く出て、右田さんはその一つ一つに丁寧かつときにユーモアをまじえながら回答していただきました。

講演後も右田さんの周りにはたくさんの学生が集まり、時間が許す限り、歓談していただき参加した学生達も大きな刺激になったようです。

みなさんの先輩が所属する広島大学工学同窓会。この工学同窓会から毎ターム先輩をお招きして、企業のことや、社会のこと、就職のことやものづくりのことなど、先輩に学ぼうという取り組みが『先輩交流アワー』。次回は7月26日(火)の開催です。興味のある学生は奮って参加してください。


up