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建築学プログラムの授業で音戸渡船乗場跡地のデザインを進めています【地域の元気応援プロジェクト】

 

2019年度の「地域の元気応援プロジェクト」で、都市・建築計画学研究室の学生たちが、音戸町瀬戸三区の散策マップを作成しました。その後も、都市・建築計画学研究室の学生が音戸町瀬戸三区を卒業設計のフィールドとさせていただくなど、地区の皆さんとの間で交流を進めてきました。

そのような中、「日本一短い定期航路」として知られてきた「音戸渡船」が昨年度、廃止となり、地区では、その乗場(通称:渡し場)跡地の活用方法やデザインの検討が必要となりました。 そこで、本年度の大学院科目「環境・建築設計II」で、建築学プログラムの大学院生たち(11名)が、この渡し場跡地のデザインを行うこととなりました。

これまで、現地調査、地区の方々へのヒアリング、デザイン検討を行い、11月11日(金)には、現地の「天仁庵」にて、音戸の皆さん、地元自治体(呉市)の皆さん、建築・まちづくりの専門家の方々をお迎えし、中間発表会を行いました。この中間発表会では、様々な視点(住民視点、観光視点、専門家視点)からの、感想やアドバイスをいただきました。

いただいたご意見をもとに、現在は、提案のブラッシュアップを進めています。 なお、最終成果発表会は、12月8日(木)15:00より、「天仁庵」にて開催予定です。

2019年度の「地域の元気応援プロジェクト」で作成した散策マップ

「渡し場」現地調査の様子

中間発表会の様子(「天仁庵」にて)

 

※「環境・建築設計II」:先進理工系科学研究科(建築学プログラム)の大学院生向け科目であり、広島県内の地域の建築・まちづくりプロジェクトを題材に、地域の皆さんとコミュニケーションを通した、デザイン実践教育を行うPBL(Project Based Learning)型科目です。例えば、2020年度は、東広島市営繕課等の皆様のご協力をいただきながら、広島大学中央口交通結節点(バス待合室とその周辺)を題材とし、現在は、その成果(デザイン提案)をもとに建設を進めています。

広島大学中央口交通結節点(バス待合室とその周辺)のデザイン提案 (「環境・建築設計II」受講生による)

現在建設中の広島大学中央口交通結節点(バス待合室とその周辺)

お問合せ先

広島大学大学院先進理工系科学研究科 教授 田中 貴宏
E-mail:ttanaka*hiroshima-u.ac.jp (*は半角@に置き換えてください)


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