広島大学工学部が募集したネーミングライツで第6号となる施設「エフピコ ROOM110」のオープニングセレモニーを2023年9月12日に開催しました。
工学部では、これまで9カ所のネーミングライツ施設が設置されており、今回で10カ所となります。そのうち最初の4社につきましては大学公募型として募集した施設でした。このたび、工学部が主体となって募集したネーミングライツ施設の第6号となる東広島キャンパス工学部講義棟B3「110講義室」のネーミンングライツ公募を実施し、選考委員会による審査を経て、株式会社エフピコが命名権者に選ばれました。
本施設は、2023年9月1日から2026年8月31日まで「エフピコ ROOM110」となります。
「エフピコ ROOM110」のスタートを記念したオープニングセレモニーでは、矢吹工学部長が「工学部は東広島市に移転して40年が経過し、高層棟は2008年から2015年の7年間でリニューアルされたものの、周辺の実験棟については当時のままで老朽化が進んでおり、施設の更新が遅れているのが現状。このネーミングライツによる命名権料を原資に、今後、施設の整備を進めていけることは喜ばしいことである。また、エフピコ様とは、この度のネーミングライツを機会に、密接な連携をしていきたい」と述べました。
続いて、株式会社エフピコ常務取締役 西村 公子氏が挨拶を行い「持続可能な社会構築を目指す地元企業として、この事業を通じて人材の育成に貢献できるのであれば光栄に思う。これを契機として広島大学工学部と連携を深め、会社の進展も図っていきたい」と述べました。
挨拶の後、参列者によるテープカットを行い閉式しました。
広島大学工学部では、ネーミングライツ制度を今後も推進していきます。
矢吹工学部長による挨拶
株式会社エフピコ常務取締役 西村 公子氏による挨拶