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HUES、鳥コンにてチーム記録大幅更新!

 広島大学工学部人力飛行機設計・製作チームHUESが、「第39回鳥人間コンテスト2016」に双発機で出場。2483.20mを飛行し、チーム記録を大幅更新しました!

 HUESは1994年に、人力水中翼艇を設計・製作するチームとして発足しました。同年から浜名湖ソーラー・人力ボート全日本選手権大会に出場し、初出場で学生部門総合準優勝、次年から2001年までは7年連続学生部門総合優勝の成績を残しています。

2002年から舞台を海から空へと移し、他に例を見ない双発機(主翼の左右にプロペラを有し、駆動系が複雑故に設計が難しい機体)を設計・製作して鳥人間コンテストへ出場しています。

2002年から2008年までは7年連続出場し、徐々に飛行距離を伸ばして来ました。2010年に809.88mのチーム最長記録を出して以降は2年に一度の出場になっていますが、毎年機体を改良して書類選考へ挑み続けています。

 今年は風況の良い朝一番に飛行するチャンスに恵まれ、7月30-31日に琵琶湖で開催された大会において、これまでのチーム最長記録を3倍以上上回る記録を残すことができました。その模様は去る8月31日に読売テレビ系列で放送されています。

 人力飛行機の設計・製作は、自分たちで飛行機を作って大空を飛ばしたいという夢を持った学生達が、工学部を中心に学部を超えて集まり課外活動として行っています。

広島大学では、ものづくり教育の一環として工学部から経済的な支援も頂いている学部公認の活動と位置付けられています。今後も更なる長距離飛行を目指して、取り組んで行きます。碧空を飛ぶ双発機HUESにご期待ください。

 

離陸風景
飛行風景

写真提供:読売テレビ

 

 

【この記事に関するお問い合わせ先】

広島大学大学院工学研究院 エネルギー・環境部門(耐空耐航性能研究室)

教授  岩下 英嗣

TEL:082-424-7776

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