(7)「GSクリティカル・コミュニケーション」(第2学年GSコース,1単位)
○開設の目的
科学的内容について,専門家・非専門家との精確なコミュニケーションができる力を育む。特に,見た目の科学性に惑わされず,真に科学的な思考とはどのようなものかを,具体的な事例を通して学び,市民として科学を精確に理解できる力を育成する。
○目標
1.科学的内容について日英語で論文等を読み,精確に理解する。
2.科学的内容について,正当な思考に基づき,その当否や質を判断する。
○内容・年間指導計画
科学的内容について書かれた日本語・英語のテクストを題材に,科学的内容を,日常語とは異なる文脈で精確に理解するトレーニングを行う。たとえば,科学論文や科学記事について,用語の定義や論証の型等の観点から分析することに習熟させる。また,その力を活用し,「GS総合科学探究Ⅰ・Ⅱ」に取り組む際に,研究成果を精確に表現する。
【1学期(14時間)】:科学論文・記事についての基礎知識,科学語彙の基礎知識
【2学期(14時間)】:科学論文・記事の精確な理解,アカデミック・ライティングの基礎知識
【3学期(7時間)】:課題研究に関する日本語及び英語によるポスター・プレゼンテーション
○指導方法
国語科・英語科教員の連携による講義・演習,外国語指導助手や外部講師との協同授業
○学習指導要領に示す既存の教科・科目との関連
第1学年で履修する国語総合,英語表現Ⅰ,及び第2・3学年で履修する英語表現Ⅱと関連付けながら学習指導を行う。
○平成30年度 シラバス
