日本・韓国・タイの高校生による海外交流事業:サイエンスフェア2025 in Hiroshimaを開催しました 【2025年7月24日・25日】
広島大学附属高等学校は、スーパーサイエンスハイスクールとして、韓国のチョナンチュンアン高等学校、ムンサンスオク高等学校、タイのプリンセスチュラポーンサイエンスハイスクール・ムクダハン校と科学教育カリキュラムの開発を目的とした海外交流事業を行っており、令和7年度は7月24日(木)~7月25日(金)に共同研修を実施しました。この研修の目的は、参加する生徒・教員等が、最先端の科学に関する講義、課題研究等を通して交流し、グローバルな視点から物事を捉え、考え、判断し、率先して行動できる資質・能力を育成することです。
この研修の実施に向けて、令和5年度より、韓国2校、タイ1校に呼びかけてアジア科学教育コンソーシアムを設立し、準備を進めました。令和5年度、令和6年度にそれぞれの学校と高校生による相互訪問を行い、課題研究の交流や科学共同授業を実施する等、科学教育カリキュラムの開発に取り組みました。また令和7年度は4月に学校内に準備委員会を作り、全教職員体制で企画・運営の準備を進めました。3か国の高校生が集い日頃の研究成果を交流することで、様々な気づきが得られました。参加者事後アンケートでは全員が肯定的な回答をしています。この企画は今回初めて実施したものですが、広島大学をはじめとする多くの方の協力によって実現しました。
