第23回コンソーシアム人材セミナー(原子力規制委員会 原子力規制庁)を開催しました。

放射線災害復興を推進するフェニックスリーダー育成プログラム
未来を拓く地方協奏プラットフォーム(共催)

6月24日に原子力規制庁から中桐裕子先生(安全規制管理官付(PWR担当/併・新型炉等担当))を迎え「原子力規制庁で専門性を生かす」と題して平成28年度第1回キャリアセミナー/第23回コンソーシアム人材セミナーを開催し、テレビ会議でつないだ二つのキャンパスから大学院生7名、教職員9名が参加しました。
セミナーでは東日本大震災と東京電力福島原子力発電所事故を受けた原子力規制組織の見直し、及び平成24年に厳しい理念のもとに発足した原子力規制委員会とその事務局である原子力規制庁の各部門とそれぞれの仕事内容について説明されました。また、原子力発電所の新規制基準適合性に係る審査会合等の審議はインターネット中継され、資料も事前に公開されているので、誰でもリアルタイムで視聴できるなど、高い透明性を確保する取組が紹介されました。
規制庁では、事務系、技術系、研究職等、異なる職種で様々な専門性を持つ職員が採用されており、海外の原子力規制担当機関やIAEAなどの国際機関と連携する国際業務を担当する機会も多く、文系、理系を問わず卒業生が活躍できる、責任とやりがいのある職場であることが強調されました。9月修了の学生のための早期入庁や、経験者採用等、多様な採用形態も提供されています。説明の後には、少人数のセミナーならではのリラックスした雰囲気のなかで、活発な質疑応答が行われました。

 

霞キャンパスでの様子


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