平成28年11月18(金) 、第29回コンソーシアム人材セミナー「日本IBM株式会社ストラテジー&オペレーションズ 部長 片岡 利枝子 氏による講演」を開催しました(参加者46名)。
今回は「IBMの技術戦略とグローバル企業での働き方 ―For future leaders―」というタイトルでご講演をいただきました。Watsonを活用した事例の紹介を通し、未来を切り拓くIT企業の可能性についてお話をされました。また、IBMではIT以外の専門分野に強みを持った方も働いていることで幅広い事業が展開されています。今後はスペシャリストとゼネラリストの双方の良い部分を併せ持った人材、「バーサタイリスト(Versatilist)」が今まで以上に求められることを強調されていました。参加された方も終始真剣な表情で講演に臨んでいました。
また、参加者のコメントの一部を掲載します。
・日本IBMの技術戦略や、発展の歴史などの紹介や、学生にとって将来リーダーとなるための多くの示唆が語られ、大変素晴らしい講演であった。私はこの90分間のセミナーに参加でき満足できたし、たぶん参加者全員が素晴らしい時間を過ごすことができたのではないか。 (国際協力研究科 女性)
・IT技術がこれからの社会でどのように応用され発展していくのかについて聴けたことが良かった。また外資系企業に就職されて、海外駐在での体験談がとても興味深かった。たとえば工場での作業が日本の常識では進まない事や、日本と海外企業では行動を起こす際の自由度に違いがある事などが具体的に紹介され、よく理解できた。(理学研究科 男性)
・文系学生の為、IT技術のお話は理解しにくい部分もあったが、会社の目指す方向性や「Watsonの技術」で社会をどのように変えていきたいかを知るきっかけとなった。文系の職業に就いてもこうした技術の変化には積極的に対応していきたいと思う。また講演後半のグローバル企業での働き方についても参考になったし、特に英語力やディベート力は身に付けていきたいと思う。 (社会科学研究科 男性)