【2019/6/26開催報告】第75回コンソーシアム人材セミナー「通信社の社会的役割(一般社団法人共同通信社)」を開催しました

令和元(2019)年6月26日、第75回コンソーシアム人材セミナー「通信社の社会的役割」を開催しました。

【講 師】一般社団法人共同通信社 高橋 宏一郎氏
【参加者】31人

概要

講師の高橋氏は、読売新聞記者を経て共同通信社に入社されました。同社社会部で、東京地検特捜部、皇室等をご担当、そして、東日本大震災後には福島支局長、仙台支社編集部長を務められ、震災原発事故報道を指揮、現在は人事グループ採用担当部長としてご活躍されています。
セミナー前半では、様々な過去の記事を例に挙げながら、同社について、そして様々な報道機関の黒衣的な立場である通信社の役割についてお話しいただきました。また、一つの記事を例に、記事に関わっている同社の9職種についても紹介いただき、多様な人材を求めていることをご説明いただきました。
セミナー後半では、若い方にもニュースを読んでもらうための「多メディア展開」についてご紹介いただき、様々なツールが身近にあることを改めて認識しましたが、高橋氏からは、「スマホで自分の興味のあるものだけを見るのではなく、是非、世の中を総覧できる“新聞”でニュースを取り入れて欲しい」というメッセージをいただきました。
本日のセミナーを踏まえ、私たちはなぜニュースを読むのか、私たちにとってニュースとは何なのだろうか、ということを考えるきっかけとなりました。

参加者の感想 (一部抜粋)

  • 通信社が何をしている業界なのか知らなかったので、大変勉強になった。(生物圏科学研究科 男性)
  • 概要について全く知らなかったので通信社の果たす役割等を知ることができ印象的だった。
    (生物圏科学研究科 女性)
  • ニュースの意味について深く考えられた。(理学研究科 男性)
  • スマホより新聞でニュースを読むことで、興味の幅が広くなるという言葉を聞いて、ニュースへの触れ方を見直す必要があると感じた。(教育学研究科 男性)
  • 新聞を読む習慣を復活させようと思った。(医系科学研究科 女性)
  • なんとなくでしかニュースを見ていなかったので、今日を機にいろいろ考えていきたいと思う。
    (理学研究科 男性)
  • 真実を伝える仕事のなかに、そこまで多様性が必要なのか不思議だ。(統合生命科学研究科 男性)
  • ディスカッションで博士人材の価値を考える機会になった。(特別研究員 男性)

【お問い合わせ先】
広島大学グローバルキャリアデザインセンター(担当 宮地、都留、福見)
E-mail:wakateyousei(AT)office.hiroshima-u.ac.jp
*(AT)は半角の@に変換してください。
TEL:082-424-4564


up