【2019/7/10開催報告】第77回コンソーシアム人材セミナー「SDGs時代における開発コンサルタントの可能性(株式会社コーエイリサーチ&コンサルティング)」を開催しました

令和元(2019)年7月10日、第77回コンソーシアム人材セミナー「SDGs時代における開発コンサルタントの可能性」を開催しました。

【講 師】株式会社コーエイリサーチ&コンサルティング 松原 彩子 氏
【参加者】37人

概要

講師の松原氏は一橋大学大学院 社会学研究科を修了(修士号取得)後、開発コンサルティング企業での業務を経て、米国ハーバード公衆衛生大学院に留学され、国際保健・人口学分野での修士号を取得されました。その後、システム科学コンサルタンツ㈱、現在の㈱コーエイリサーチ&コンサルティング(KRC)に保健医療分野のコンサルタントとして入社、ご活躍され、現在では営業企画部にて営業、事業推進に関する対外支援、他社とのネットワーキング、新規顧客開拓などに従事されています。
セミナー冒頭では、開発コンサルタントは、援助実施機関(国際機関やJICA等)が発注するプロジェクトを受注・契約し、実際に開発途上国で計画立案・設計、技術移転等を行う仕事であるとご紹介していただきました。KRCは総合力や専門力を活かして、教育・雇用、インフラ調査、保健・医療など多くの海外事業を手掛けられています。フィリピンやモンゴルなどで行われた事業を例としてご説明いただきました。
最後に、海外で仕事を行う開発コンサルタントには、心身ともにタフであること、環境適応能力、異文化受容力、コミュニケーション能力などが求められるが、仕事をする中で、世界中の国を知ることができる、一国の重要な政策や事業の一端を担えることなどのやりがいを感じる魅力ある仕事だと話されました。

参加者の感想 (一部抜粋)

  • 開発コンサルタントについてのリアルな説明があり、理解が深まった。(教育学研究科 男性)
  • 開発コンサルタントに興味が湧いたので、これから調べてみたいと思った。(学部生 男性)

【お問い合わせ先】
広島大学グローバルキャリアデザインセンター(担当 宮地、都留、福見)
E-mail:wakateyousei(AT)office.hiroshima-u.ac.jp
*(AT)は半角の@に変換してください。
TEL:082-424-4564


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