令和2(2020)年1月15日、第85回コンソーシアム人材セミナー「経営コンサルタントとしてのキャリア形成」を開催しました。
【講 師】株式会社NTTデータ経営研究所 野々山 清 氏
【参加者】26人
概要
講師の野々山氏は早稲田大学法学部卒業後、アーサーアンダーセン&カンパニー(現アクセンチュア株式会社)に入社し、ITコンサルタントとして勤務されました。その後、株式会社NTTデータ経営研究所にて経営コンサルティング業務に従事され、現在は、同社経営管理部門 人事部長としてご活躍されています。
セミナー前半では、コンサルタントが問題解決のプロであること、また、シンクタンク、経営コンサルティング、ITコンサルティングなどの機能分類について説明していただきました。そして、近年では、クライアントのニーズが多様化していることからコンサルティングの難易度が高くなっており、コンサルタントとして、自らの力でプロジェクトを成功に導く能力だけでなく、収益を上げていく能力、ビジネスを開拓・創造&発信をしていく能力を身につけることがキャリアステップへ繋がり、“やりがいと成長”を感じられるようになる、という魅力を語っていただきました。
セミナー後半では、コンサルタントを目指す学生へのメッセージとして、好奇心旺盛などの適性やコンサル的思考力について伝えられ、「コンサルティング会社に新卒、中途どちらで入るべきか」を題材に、受講生が意見を出し合いました。
参加者の感想 (一部抜粋)
- コンサルティングという言葉は知っていても内容には疎かったので、知ることが出来て良かった
(生物圏科学研究科、男性) - 「コンサルタントになるには、新卒と中途どちらが良いか」という議題であった。中途は知見が生かすことができ、ビジネスマナーなどが身に付いているなどのメリットがある一方、新卒では、中途よりも柔軟性があり、コンサルタントとして視野が広げやすいなどのメリットがあるとディスカッションした。そのため、甲乙つけがたいと考えた(生物圏科学研究科)
- 知らないことを知れてよかった(工学部、男性)
- 今まであまり知らなかったコンサルタントという業界について知見を得られて良い経験になりました
(生物圏科学研究科、女性)
【お問い合わせ先】
広島大学グローバルキャリアデザインセンター(担当 都留、宮地、福見)
E-mail:wakateyousei(AT)office.hiroshima-u.ac.jp
*(AT)は半角の@に変換してください。
TEL:082-424-4564