令和2(2020)年1月29日、第87回コンソーシアム人材セミナー「IoT×AI時代とメモリ」を開催しました。
【講 師】マイクロンメモリ ジャパン合同会社 金子 幸治 氏
【参加者】28人
概要
講師の金子氏は、広島大学理学研究科化学専攻にて修士課程を修了後、NEC広島に入社され、設備技術部に配属されました。その後、エルピーダメモリ、マイクロンメモリ ジャパン合同会社へ移籍され、現在ではManufacturing Engineering部のDirectorとして活躍されています。
セミナーでは、半導体メモリに使われている回路パターンの作成方法やレーザー光の発生方法などの技術についてなどを含めた企業紹介をしていただき、IoTやAI、5G、自動運転の車などの技術が発展する限り、その元となっている半導体は私たちの生活の中で重要であり続けることについてお話しいただきました。また、最先端の製品を開発し、それを最短で量産するために、多様な分野のエンジニアを求めていることも述べられました。そして、学生への期待としては、「専門を背景とした現象の理解と問題解決に向けた発想やチームの能力を底上げするリーダーシップ力、国際的な評判を獲得できる力」などを挙げられました。
セミナーの最後には、「外資系で求められる・評価される人材とはどのような人材か」というディスカッションテーマで、受講生間で意見を出し合いました。
参加者の感想 (一部抜粋)
- 半導体業界の現状がかなり分かった。(理学研究科 男性)
- 講義を聞いて自分への投資と考えて進学したことに自信を持てた。就活を頑張りたいと思った。
(統合生命科学研究科 女性) - 博士の能力に関する話が参考になった。(医歯薬保健学研究科 男性)
- 外資系企業、およびマイクロンメモリの採用に関する考え方および違いがよく分かった。(研究員 女性)
【お問い合わせ先】
広島大学グローバルキャリアデザインセンター(担当 都留、宮地、福見)
E-mail:wakateyousei(AT)office.hiroshima-u.ac.jp
*(AT)は半角の@に変換してください。
TEL:082-424-4564