【2021/2/3開催報告】第108回コンソーシアム人材セミナー「IT業界でのデータ分析人材のキャリア(フューチャー株式会社)」を開催しました

令和3(2021)年2月3日(水)、第108回コンソーシアム人材セミナー「IT業界でのデータ分析人材のキャリア」を開催しました。

【講 師】フューチャー株式会社 Strategic AI Group 米谷 悠 氏
【参加者】26人

概要

統計学・データ解析をご専門とされる米谷氏は、筑波大学大学院にて社会工学博士を取得後、文部科学省 科学技術・学術政策研究所の任期付研究員として、政府統計や各種調査・分析に従事されました。その後、フューチャー㈱に入社されデータ分析のスペシャリストとしてご活躍されています。

セミナーでは、まず、フューチャー㈱についてご紹介いただきました。同社では、戦略的コンピューターシステムの設計・開発だけでなく運用まで企業に寄り添い、経営とITをデザインしています。例えば、ローソンの店頭に設置してあるマルチメディア端末「Loppi」や農業経営支援アプリ「Agrion」などを手掛けられています。
それから、米谷氏のご経歴や進路選択の経緯についてもご紹介いただきました。ご自身の経験から、「学生時代には専門を深め、没頭することも大事だが、過去に得たことは、あくまでもやりたいこと・なりたいことを実現するためのツールに過ぎない」、「進路・キャリアパスを考える時には、これまでの専門にこだわり過ぎず、やりたいこと・好きなことから考えてみるのも良い」というアドバイスをいただきました。

学生からの多くの質問に、米谷氏も「本音」で回答くださり、参加者が自分のやりたいこと・好きなことは何だろうと、改めて考える良い機会になりました。

参加者の感想 (一部抜粋)

  • 博士課程後期時の率直なお悩み等を聞けたので、大変勉強になりました。(人間社会科学研究科、男性)
  • 自分の専門性に縛られるのではなくやりたいことは何なのか、を考えることの重要性を実感しました。(先進理工系科学研究科、男性)
  • 生の「ぶっちゃけ」なお話が聞けました。こういうお話は飲みながらでもないと聞けない貴重なお話でした。(統合生命科学研究科、女性)

【お問い合わせ先】
広島大学グローバルキャリアデザインセンター(担当 宮地、田中、福見)
E-mail:wakateyousei(AT)office.hiroshima-u.ac.jp
*(AT)は半角の@に変換してください。
TEL:082-424-4564


up