【2022/1/12開催報告】第125回コンソーシアム人材セミナー「多様なキャリアパスを知る~アカデミックから企業へ~(フューチャー株式会社)」を開催しました

2022年1月12日、第125回コンソーシアム人材セミナー「多様なキャリアパスを知る~アカデミックから企業へ~」を開催しました。

【講 師】フューチャー株式会社 米谷 悠 氏
【参加者】28人

概要

米谷氏は筑波大学大学院にて社会工学博士を取得後、文部科学省 科学技術・学術政策研究所の研究員として政府統計、各種調査・分析を担当、現在はフューチャー株式会社にてデータ分析をされています。

セミナーでは、まず、フューチャー株式会社のITコンサルティング&サービス事業とビジネスイノベーション事業の特徴等についてご説明がありました。
続いて、ご自身の経歴のご紹介があり、大学、大学院、社会人それぞれの時代について当時の選択の考えと現時点での振り返りのお話がありました。進路選択が「やりたいこと」「なりたいこと」よりも前所属で得たものに大きく影響されていたが、現時点で思えば、前所属までに得たことは「やりたいこと」「なりたいこと」を実現するための一つのツールだと話されました。
また、進路選択は「やりたいこと」「なりたいこと」がどの組織で実現できそうかを検討すべきではないか、イノベーションの源泉は「課題」であり技術や専門性はイノベーション実現のためのツールではないか、とメッセージがありました。

最後に、自分の「やりたいこと」「なりたいこと」から次の所属(社会人等)を想像する、をテーマに全体でディスカッションを行いました。

参加者の感想 (一部抜粋)

  • 進路決定をチャート図のような形で「やりたいこと、なりたいこと、好きなこと」を書いて次の所属、次の進路を考えていくのは考えを整理しやすく面白かった。(先進理工系科学研究科、博士課程後期)
  • フューチャー株式会社の紹介の中で「すべての工程を同一人物が担当する」という文言があり、社員に業務全体に対する幅広い理解を要求していることが印象に残った。特定の業務のみに従事させないことによって派閥を生み出しにくくし、組織的・政治的弊害のない状態、個人のアイディアを実行できる環境が整うのだろうと感じた。(人間社会科学研究科、博士課程後期)
【お問い合わせ先】

広島大学グローバルキャリアデザインセンター(担当 宮地、福見)
E-mail:wakateyousei(AT)office.hiroshima-u.ac.jp
*(AT)は半角の@に変換してください。
TEL:082-424-4564


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