【2023/10/27開催報告】第159回コンソーシアム人材セミナー「~夢を夢で終わらせない~ キャリア形成・スキルアップでありたい姿を実現」を開催しました。

2023年10月27日、第159回コンソーシアム人材セミナー「~夢を夢で終わらせない~ キャリア形成・スキルアップでありたい姿を実現」を開催しました。

【講 師】合同会社DMM.com データアナリスト 平田 佐智子 氏
【参加者】21名

概要

 平田氏には「第139回コンソーシアム人材セミナー」で、「夢を夢で終わらせないために、今から始めるキャリアプラン」をテーマにお話いただきました。当時は株式会社アカリクの事業推進グループマネージャーでしたが、その後、自らのありたい姿を見据えて行動を起こされ、現在は合同会社DMM.comマーケティング本部データ戦略部のデータアナリストとしてご活躍されています。

 なお、平田氏は神戸大学大学院人文学研究科社会動態専攻(心理学)博士課程後期課程を修了し博士(学術)を取得され、4年間のポスドク期間を経て、心理学研究コンサルタント、データサイエンティスト、大学院生向け冊子編集/セミナー講師、データアナリストなどのキャリアを形成されておられます。

 セミナー前半では、ご自身のキャリアのご紹介、転職のきっかけ、博士がビジネスの場でもとめられること、博士の強みについてお話がありました。

 表には出てきにくい最も大きな転職要因として「人間関係」を挙げられました。

 ビジネスの場でイメージされる「博士像」は多様であるため、どのように動けばいいか、何を期待されているかを早い時期に確認しすり合わせておくこと、自分なりに考えてロジカルに動き、ビジネスパーソンとして最低限動けると思ってもらうことが重要と話されました。

 博士の強みとして、今後、一般的な知識がコモディティ化していくなかで、専門性の身につけ方を体得していること、専門的知識を創り出した経験を持っていることを挙げられました。

 後半は、キャリアについての考え方について話されました。

 キャリアは一生続くもので、夢は叶え続けることになる。そのために何をすればいいか。

 まず、過去の持論として「世間のニーズ」と「自分のスキル」をすり合わせて、一番高く評価されるところに身を置く、必要とされそうなスキルを予測して学び続ける、目標実現のためのキャリアプランやスケジュールを作る、といった内容を紹介されました。

 その持論と類似する考え方として、企業の経営戦略の一つであるCausationアプローチを指摘し、対比的な考え方として不確実性の高い環境において有効なEffectuationアプローチを紹介されました。

 キャリアにEffectuationアプローチを取り込み、「自分が何者か」を認識する、他者に興味を持つ、痛くない範囲でどんどん行動する、コントロールできる範囲を見極めつつ予測可能な場合はきちんと予測すること、を提案されました。

 最後にご自身のこれからについて、本業では、データ分析にビジネス知識を加えてアナリストとしての価値を最大化する、サブワークとして新しいビジネスに取り組みたいと話され、本業とサブワークの間でCausationとEffectuationのバランスを取ることを今後の目標として挙げ、締めくくられました。
 
                               (グローバルキャリアデザインセンター 宮地)
 

【お問い合わせ先】
広島大学グローバルキャリアデザインセンター(担当 宮地、田中)
E-mail:wakateyousei(AT)office.hiroshima-u.ac.jp
*(AT)は半角の@に変換してください。
TEL:082-424-4564


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